【いただきハイジャンプ】「巨大鉄道ジオラマ復活プロジェクト」完結編！　Hey!Say!JUMP・薮、ロケ先で「頑張り屋さん」とベタ褒めされる

2018年6月22日

　薮、佐藤くん、専門家の坂本さんが手分けして取りかかっていた時、番組スタッフが「じゃあ薮さん、1回キリの良いところで休憩しましょう」と促し、「はい、分かりました」と答えた薮。10分後、キリの良いポイントで手を止めようとしたものの、ちょうど「友の湯」女将の栄子さん（63）が「普通だって、休憩なくて、起きっぱなしでこんな仕事、若い子なんてやらないじゃないですか？　本当、それだけだってスゴい感動ですよ。スゴいしっかりしてるし、頑張り屋さん」と、絶賛。褒められた薮は「ありがとうございます……」と恐縮してしまい、スタジオでVTRを見る有岡大貴は「もう休憩しづらいよね」と、同情した。

　一方、群馬県にある赤城駅を訪れていた中島、久雄さん、岡安の3人。ここでは「構内アナウンス」の体験ができるといい、スタッフが「『営業中に（生で）やっていい』っていう許可いただきました」と知らせた瞬間、揃って「え？」と目を見開いた。過去に体験済みの岡安は「マジで！？　別の番組も、“録音してそれを流す”だから。なにこれ？　ヤバイって！」と、初めての待遇に大興奮。

　さっそく、上毛電気鉄道の職員さんにお手本を見せてもらい、中島、久雄さん、岡安の順に貴重なアナウンスに挑戦した。岡安が「これで、お父さんの鉄道熱もまた上がってきたんじゃ？」と聞けば、久雄さんは「これ以上上がったらどうするんですか？」と、ハイテンション。これにて、3人の「鉄道熱復活ツアー」は終了となり、群馬から都内の「友の湯」へ引き返した。

　到着まで3時間、ジオラマ修復チームは大慌てで取り組んでおり、中島たちの出発を知った薮が「皆さん、ペースアップで、頑張りましょう！」と、気合いを注入。残り2ヵ所の塗り直しと電気配線の組み直し、木や家などの飾りの修復を終わらせるべく、薮と佐藤くんたちのラストスパートが始まった。久雄さんが戻ってくるまで、あとおよそ30分。すべての装飾の配置が先に済み、電気配線を担当する戸枝さんもなんとか目処が立った様子だったが、ろくなテスト走行もできないまま、到着時間を迎えてしまった。

　本来の企画趣旨やジオラマの現状を知らない久雄さんは「3、2、1、オープン！」（薮）の合図で目を開け、「キレイ！　見違えちゃった！」と、仰天。整備される前、朝の状態を見ていた中島も「線路が光ってる！　スゲー光ってる！」とビックリし、なおも久雄さんは「全然別物ですよ、これ！　素晴らしい！」と、感激しきり。佐藤くんが作った「友の湯ジオラマ」を発見した途端、「友の湯！　ありがとう！」と、佐藤くんに握手を求める久雄さんだった。

　いよいよ、電車を動かすスイッチを入れる段階に。すると、4車線全部で電車が走る光景が広がった上に、戸枝さんの計らいで車載カメラも装着。その模様がモニターに映し出されると、一同は「おぉ～！」と盛り上がり、久雄さんは「本物みたい！」と、大喜びだった。電車好きの岡安は「ナイス！　ナイス運転手！」と健闘を称え、薮は満面の笑みで敬礼ポーズ。こうして、「友の湯」のジオラマは25年ぶりに完全復活を遂げた。

　無事にメインイベントが終わった後は、薮が「ここで今回、佐藤くんからお父さんとお母さんに感謝の手紙を、一生懸命書いてきたということで……」と、発表。これを受け、佐藤くんは「友の湯のお2人へ。小学校の頃から、ずっとお世話になった『友の湯』。いつも笑顔で、なんでも受け入れてくれるお2人、そんな2人のことが、僕は大好きです」と、ストレートに「友の湯」とご夫婦への“愛”を伝えた。

　続けて、「お父さんが鉄道に関して『熱が冷めてしまった』と聞いた時は寂しい想いがいっぱいでした。思い返せば15年前、僕は初めてこのジオラマを見て、感動したことをはっきりと覚えています。僕が鉄道を大好きになったように、これからは子どもたちの笑顔のためにも、このジオラマをずっと継続させて欲しいです。“細かいメンテナンスは大変”だと思いますが、また東京に戻ってきたら僕が受け継ぎますので、どうかその時までは列車を止めないでください。よろしくお願いします」（佐藤くん）と、気持ちを込めて朗読。

　途中から涙を流していた久雄さん＆栄子さんは「ありがとう」とお礼の言葉を述べ、「もう言葉が出ません。今までの年月をふっと思い起こして……。彼の努力してる姿が思い浮かんできて……本当、感謝感激で、これ以上の言葉はありません。本当、ありがとう」（久雄さん）と、声を詰まらせながらコメントした。

　そして、薮は最後に「お父さんぜひ、メンテナンス細かくやっていただければ」と念押しし、久雄さんも「はい、頑張ります！　佐藤くんの努力を身にしみて、もう頑張ります！」と、力強く宣言。1週間後、「友の湯」では久雄さんがジオラマのお世話に励んでおり、そのジオラマに熱視線を向ける子供たちの姿も。VTRを見ていた2人は「いやぁ～、嬉しいな」（薮）、「いい笑顔してる！」（中島）と、充実の表情を浮かべていたのだった。

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