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【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・中島&薮が“鉄道マニア”と「巨大ジオラマ」修復にチャレンジ



 Hey!Say!JUMPメンバーが“一大事”の解決に奔走するバラエティ『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)。6月9日のオンエアーは「壊れた巨大鉄道ジオラマを復活させて欲しい」との依頼を受け、中島裕翔と薮宏太が重大任務に立ち向かった。

 依頼者は、東京・江戸川区にある「友の湯」の常連客・佐藤くん(20)。こちらの銭湯の名物は「ご主人が作った巨大鉄道ジオラマ」だといい、女将・栄子さん(63)いわく、制作費は「車両とか全部入れて、2,000万円ぐらい」とのこと。現在は塗装が剥げてしまっているほか、車両が放置されたままの状況だったが、佐藤くんは「このジオラマをもう一度ちゃんとキレイに直して、動かすようにしてみたい」と、中島と薮にリクエスト。

 もともと、ご主人の趣味が高じて「お客さんを楽しませたい」と設置した鉄道ジオラマ。しかし、その後は飼い始めた猫に興味がいき、鉄道熱が冷めてメンテナンスがおろそかに。子ども連れのお客さんは、ジオラマが動かないと知り、落胆して帰った時もあったそうだ。10年来の常連客・佐藤くんは、ご主人のために「何とか直してあげたい」と思ったものの、大学進学の影響で機会に恵まれず、引っ越しが決定。「住んでるところが遠くなっちゃって。今、新潟です」(佐藤くん)と明かした瞬間、JUMPの2人は「えっ!?」(薮)、「遠いな~! 全然遠いじゃん!」(中島)と、驚いた。

 そこで、今回は薮が「鉄道ジオラマを修理する」担当に決まり、中島は「お父さんの鉄道熱を復活させる」という役割に振り分け。番組側は強力な助っ人を要請しており、“鉄道芸人”と呼ばれるお笑いトリオ・ななめ45°の岡安章介が合流した。車掌の衣装で、早くも気合十分の岡安は「100%、鉄道熱が燃え上がるツアーを、考案致しました」と、宣言。ご主人の久雄さん(68)には本来の目的は内緒にした状態にし、「とにかくついてきてほしい」と説得して連れ出した。

 午前7時30分、ジオラマ修復に取りかかる薮と佐藤くん。実は、収録日もわざわざ新潟からやって来た佐藤くんは、午後9時頃の新幹線で自宅に戻らなくてはならず、急ピッチの作業が求められていた。番組スタッフは、鉄道ジオラマの専門家・戸枝さんと坂本さんの2人体制で助っ人を招集。しかし、薮が「こちらのジオラマ、ご覧になって、この状況はどんな感じですか?」と聞いてみると、「う~ん……かなり最悪ですね」(坂本さん)と手厳しい返答があり、手入れは困難を極めることが予想された。



 専門家2人の頭を悩ませる、2,000万円のジオラマ修復作業。約8畳もの大きさが最大の要因のようで、本来はこの規模なら3日がかりで行う大作業だとか。「剥げた箇所の塗り直し」「配線の組み直し」など、やるべき工程は山積みとあって、番組スタッフも総出で参加。「とりあえずですね、このままだともうどうしようもないので。一旦、車両を全部外して、お掃除ですね」(坂本さん)と指示を受け、デリケートかつ高額の鉄道模型を慎重に運んでいった。床下に眠っていた車両も次々と整理し、2時間が経過した朝9時30分にようやく運び出しが完了。

 続いて、戸枝さんは「電気を通すには、レールを磨かなきゃならないので。(レール)から電気が通りますね」と説明した上で、「歯ブラシなんかが効果的」と、薮に1本の歯ブラシを手渡した。ところが、薮は「歯ブラシ!? この面積(レール)と、この面積(歯ブラシ)の比率おかしいでしょ。これ、果てしなくない!? (レール)何本あるの、これ!?」と、動揺。4車線、計96メートルのレールを磨き上げるべく、スタッフ総動員で掃除を開始した。

 ブラシと専用の消しゴムも使いながら、電車が途中で止まってしまわないようにと、見えないところにあるレールも手探りで磨いていく薮。久雄さんがメンテナンスをやらなくなってから早2年、蓄積された汚れを落とすにはかなりの力が必要となり、見た目以上に過酷な作業が続いた。磨き作業を始めて2時間。ゴールの見えない戦いに、薮は思わず、「これ、一生終わんねーよ! これ一生終わんないよ!」と、嘆く始末だった。

 一方その頃、中島、久雄さん、岡安チームは「カレーステーション ナイアガラ」(目黒区)に到着。こちらは、ご主人が旧国鉄から買い取ったという、鉄道マニアなら誰でも興奮するレアな展示物を実際に触れるお店だ。外観の時点で鉄道車両が見えていただけに、中島は「お父さんどうっすか?」と感想を尋ねたが、久雄さんは「個人的にね、私、来たことがあるんですよ。だから、“懐かしいな”と思って」と、告白。まさかの発言に、岡安は二度見をした直後に「えっ……」と、凍りついた。

 とはいえ、岡安には久雄さんの鉄道熱をアップさせる打開策が。全国の駅弁150種類以上を販売している「駅弁屋 祭」(東京駅構内)より、厳選した3品を紹介すると切り出した。第3位は、「少しずついろいろ食べたい」との願望を叶える「特製おつまみ弁当」(1,300円/税込)。15種類ものおつまみが並ぶ弁当に、久雄さんは「スゴい! いやぁ~、初めてだよ、このスタイルは!」と喜びつつ、「どれから手をつけていいか、迷いますね。いただきます。いやぁ~、第3位じゃもったいないくらいですね!」と、饒舌だった。



 これには、スタジオでVTRを見守るメンバーも「いいコメント出るなぁ」(有岡大貴)、「お父さん、なんか“テレビ慣れ”してない?」(伊野尾慧)と、ビックリ。[続きを読む]