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拒食症から過食症を経験した女性が“地獄の日々”を語る……食費のため風俗に転職



 ゲストの壮絶な体験談を掘り下げるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。5月24日放送回は摂食障害に苦しんだ女性が登場し、苦悩の時期から風俗勤務に至った経緯などを語り尽くした。

 同番組のMCを務めるのはネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一。ゲストの堀越えつこさんは、食事を十分にとらなくなる拒食症と、大量に食べてしまう過食症の両方を経験しており、こうした摂食障害は若い女性を中心に問題になっているとか。現在35歳の堀越さんだが、まずは「15歳~20歳までが拒食症」で、「20歳~28歳までは拒食症」に苦しんでいたと説明。約13年に渡る摂食障害の始まりは、過激なダイエットだったそう。

 堀越さんは、カロリーの低いものを少量食べるといった過剰な食事制限で「体重が1ヵ月ちょっとくらいで10kgくらい減った」と、回顧。40kg台になっても「太った時の恐怖感」からダイエットをやめられずに「“もっと痩せる貯金をしよう”と思って、こんにゃくゼリー生活を続けちゃうんですよ」と話した堀越さんは、最終的に「体重が35kgくらいまで(減った)」と、明かした。

 ここで、週替わりMCのグラビアアイドル・杉原杏璃が「私も高校の時に拒食症だったので……。私、27kgになった」とぶっちゃけると、スタジオは騒然。名倉は「よう(胸が)育ったな!」と、Gカップのバストを武器に活躍する杉原の過去に驚いたが、本人は「その時はやっぱり(胸も)しぼみますよ」と、述べた。「不思議なことに、それくらい痩せると背中の毛がスゴいことになる」(杉原)と証言したところ、堀越さんも「あ~、あります」と、共感。杉原は体毛が濃くなった原因に関し、痩せて体脂肪がなくなると体温も下がるため、「体を守ろう」という本能が働くと分析した。

 堀越さんも体がガリガリになってしまい、「お尻とか骨が見えていたり、(痛くて)ずっと教室の椅子に座っていられなかったり」と、日常生活に支障をきたしていた模様。「もちろん生理も止まってますし、あと学校の勉強が頭に入らない」(堀越さん)と具体例を挙げれば、河本は「栄養が足りてないんですよ」と、ポツリ。実際、堀越さんは「全然、先生の話がよく分からなかった」といい、ついには「髪の毛をとかしたらゴッソリ抜けた」と、副作用が現れるまでに。

 こうして自分の体の異常に気づいた堀越さんは「35kgはさすがにヤバい」と、自覚。「41kgがスゴい好きな数字なので」と付け加えた直後、拒食症経験のある杉原が「ご自身のベスト体重なんですか?」と理解を示すと、堀越さんは「大好きな数字が(41kg)」「41kgに戻して、そこから絶対41kgより増えないように、引き続きこんにゃくゼリーと、運動をしたりとか」と語った通り、体重キープに励んだそう。



 名倉が「お父さんに『死ぬぞ! そのままやったら!』って言われへんかった?」と尋ねると、堀越さんは「そういうのも言われたんですけれど、“41kgなら死んでもいい!”みたいな……。“痩せてる方がいい”(と思っていた)」と、苦笑い。そこまで「41kg」にこだわっていた堀越さんだが、「20歳の時にお父さんがバイクの事故で意識不明の重体になった」ことで、拒食症から一転して過食症を患った。事故当日の夜中には、堀越さんに異変が起きたようで……。[続きを読む]