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【いただきハイジャンプ】伝統の「東京こけし」を守れるか!? Hey!Say!JUMP・有岡&高木、たんぽぽ・川村エミコと一大プロジェクトに挑む



 事情を聞くため、3人は東京・八王子市の「大蔵木工所」を訪問。東京こけしを作り続けて、およそ40年になる職人・國宣(くにのぶ)さん(75)と対面後、さっそく「1本の木で、こういうのを作る」と、実物の東京こけしを見せてもらった。それは、有岡が思わず「え~! これがこけしですか!?」と聞き返したように、従来の形とはまったく異なるこけし。一般的なこけしは頭部と胴体が別のパーツだが、東京こけしは1本の角材から削り出して作るとのことで、柄もすべて手塗り。妻の昌子さんが1体ずつデザインを考えて仕上げるという。

 中でも特徴的なのが、首元の輪っか。胴体と同じ角材から削り出し、「幸せの輪っか」「英語ではハピネスリング」(國宣さん)と、呼ばれているそう。國宣さんが3人の目の前で作業を始めた結果、職人ならではの鮮やかな手つきで、あっという間に東京こけしが完成。わずか3分半で形になり、有岡が「できたてですよ!」と驚愕すると、“こけし愛”が強い川村は「産まれたて!」と、言い換えた。

 ところが、こちらは夫婦2人で工房を切り盛りしているだけに、1日に作れるこけしは少量。複雑な形状とあって、國宣さん以外は作業ができず、販売場所も「大蔵木工所」と「高尾山土産店」のみだとか。また、東京こけしを世に知らせる目的で新作を考えるも、「誰かからアイデアをもらわないと作れない」(國宣さん)と、3人に打ち明けた。

 そこで今回は、JUMPと川村が話題になる「新作こけし」作りに着手。第1段階は「絵柄のアイデア出し」から始め、「ちょっとムズいな……」(高木)、「何をどう!?」(有岡)と、迷いながら絵を描いていった。有岡は、ひょうたん型のスタイルをヒントに「(タレントの)黒柳徹子」をイメージしたデザインを提案する一方で、川村は相方の白鳥久美子をもとに「白鳥さんこけし」をお披露目。高木に至っては、こけしの形を生かさずに「犬の散歩」のイラストを描き、いずれも新作にするには厳しい模様だった。

 さらに、國宣さんは「今、一番困ってるのは……。(こけしを作る)こういう木がね、これミズキっていう木なんだけど、手に入らない」と、告白。ミズキは「木肌が白く、色が乗りやすい」との理由でこけしの材料に使われているが、用途が少ない分、伐採して製造された木は少量しかないのだ。この話を踏まえ、3人は一度外へ出て「どうします? アイデアに関しては……」(川村)、「いや俺、頭使う方はイヤっすね」(高木)、「じゃあ、木の方を……」(川村)と、会議。有岡が「木って見つかるもんなのかな?」と発言した際、番組スタッフは「東京だと、『奥多摩が多い』というのは聞いてるので、その辺を……」と、情報を与えた。

 高木が奥多摩に関して「あ、でもたまにバーベキューとか行くから」とリラックスムードで返した途端、川村は「ホントに、このこけし問題、バーベキューのつもりでやってたら痛い目遭うから!」と、注意。思わず笑ってしまった高木は「そのつもりじゃダメですか? 奥多摩、結構行きますから」と、自信をのぞかせた。そして、ここからは二手に分かれて行動。有岡と川村は、國宣さん&昌子さんと「アイデア探し」へ向かい、高木はこけしの素材となる「ミズキ探し」に出掛けた。

 新作こけしのヒントを求め、夫婦は初めて原宿へ。國宣さんから「東京こけしに着物を着せてみたい」とリクエストを受け、一行は原宿らしいデザインの着物を着て写真が撮影できるスタジオ「もしもし着物サロン」を訪れた。店員さんが「“デコラティブ”をイメージした着物が特に人気で。若い方に人気になっております。(デコラティブとは)デコデコした髪の毛のパーツとか、カラフルな色合いですね」とオススメ商品を説明している間、有岡はスマートフォンで参考になりそうな着物を撮影。



 昌子さんが、花柄のデザインをもとに絵付けの想像を膨らませる中、有岡は「川村さん、着てみます?」「(川村を)“こけしだ”と思って、スタイリングしてみてください」と、促した。川村が「え、いいんですか!? ウソ~!?」と大喜びした後、國宣さんは「大正ロマン風」の着物をセレクト。「似合う! 似合います!」「いいね。なんか考えましょ」(國宣さん)と評価し、こちらも撮影を済ませた。[続きを読む]