【KinKi Kidsのブンブブーン】ももいろクローバーZと“朝パン”を満喫！　堂本剛、誕生日のお祝いをめぐるトークで光一に「最低なヤツですよ」とピシャリ

2018年5月7日

　キンキとももクロが次に向かったのは、創業35周年の老舗「喫茶アメリカン」（中央区銀座）。剛が「パン屋さんから直送される焼きたてのパンを使ったサンドイッチが有名」と解説を挟み、ももクロは「うわ～、美味しそう！」と、入店前の時点で大盛り上がりだった。こちらの“朝パン”は、午前10時30分までの「モーニング」で提供されるサンドイッチだが、すべての種類が500円という衝撃的な価格に、「どうしよう、迷うわぁ～」（剛）と、困惑。最終的に剛、玉井、高城が「チキン」で、ほかには「ツナ」（佐々木）、「タマゴ」（百田）、「ハンバーグ」（光一）をセレクトした。

　サンドイッチの完成を待つ間、トークは剛が作詞・作曲を手がけ、ももクロの4thアルバム『白金の夜明け』（16年2月発売）に提供した「桃色空（ピンクゾラ）」の話題に。百田は10周年記念ベストアルバム『桃も十、番茶も出花』（5月23日発売）の特典CDにおいてファン投票を実施したと告げ、「101曲の中から『桃色空』……」「第2位で～す！」と、発表した。結果を聞いた剛は「お～、1位じゃなかったんですね」とテーブルを軽く叩いて悔しがるも、百田が「でも、中間発表で1位だったんですよ」とフォローし、「1回、1位までいったのね。じゃあ、いいです」（剛）と胸をなで下ろした模様。

　さらに、百田が「ホントに（ファンの人にも）大人気で！」とヨイショした時、剛は「俺、ホントに今だから言いますけど……。えっと、『まみむめももクロ』みたいな歌詞書いてたんですよ」と切り出し、「“ふざけた、ぶっとんだファンク（の楽曲を）書こう”と思ってたんです。そしたら、ディレクターさんが『剛さんの世界で、“愛や命”をテーマに書いてください』って言われて。めっちゃ悩んで書いたんですよ。めちゃくちゃ悩みましたよ」と、制作秘話を告白。ももクロメンバーは「嬉しい～」と、感慨深げにコメントした。

　高城は次に挑戦してみたい曲のジャンルに関して、「私たち結構、“ゴッテゴテの恋の歌”って、ないんですよ」と述べたが、光一は百田を指差して「だって、恋興味なさそうやもん。恋の歌歌ったところで、何の説得力もないで。歌詞もさ、『部屋は別がいいです』『キスは毎日いりません』」と、具体例を挙げてチクリ。開き直った百田が「まぁ、歌だけに浸ることはできます」と豪語すれば、光一も態度を変えて「まぁね、歌は芝居みたいな部分あるからね」と、同調していた。

　ここで、先ほど注文したサンドイッチが登場。最初に500円とは思えない巨大な「タマゴサンド」が届き、「ちょっと頭おかしない？」（剛）、「パン、デカくない！？」（佐々木）、「スゴいなぁ」（光一）、「ちょっとしたポーチぐらいのサイズやん」（剛）などと大騒ぎする一同。1人前で約1斤もの食パンを使用するといい、マスター・原口誠さんのご厚意で、まだ温かさの残る食パンを触らせてもらった高城は隣の光一に「赤ちゃん！」と、バトンタッチ。光一は「おぉ、おぉ、おぉ……」と赤子を抱くように優しく包み込み、「めっちゃカワイイ！」と、なんとか無茶ブリに乗っかった。

　特大サンドイッチを前に、剛が「何でこんな大きいんですか？」と単刀直入に尋ねると、原口さんは「最初はそうでもなかったんですけどね。（近くにある）『歌舞伎座』が8年ぐらい前に工事やってたんですね。その頃、人も通らないし、“たぶん潰れるな”と思って。“少しでもサービスしよう”と思って。そしたら、それがスゴく人気出て。今はだから……これを楽しみに、カメラ構えてみんないるので。もう裏切らないように。大変ですよ」と、内部事情を説明。キンキは「なるほどね」（剛）、「大変！」（光一）と、原口さんの豪快なサービス精神に感動している様子だった。

　とはいえ、実食の際は「これ、アイドルが食べるにはヒドい絵面になりそう」（玉井）、「これどうやって食べんねやろ？」（剛）と不安の声も漏れ、原口さんが「半分（お店で）食べて、半分は皆さん持ち帰りです」と、指南。ハンバーグのサンドイッチを選んだ光一が「めっちゃウマいんですけど！　これ、500円はないわ！　ウマ～！」と興奮したほか、「パンもさ、この量の割には軽いから、スゴい食べれる」（玉井）、「そうなんだよね」（光一）、「指でヘコむぐらい柔らかい」（剛）、「低反発枕みたい」（高城）と、それぞれ絶品サンドイッチに舌鼓を打った。

　一方で、ももクロといえば今年1月21日のコンサートをもって有安杏果が卒業し、4人体制の活動がスタート。光一が「どういう感じ？　メンバーが減るって。ここ（キンキは）分からんねん。その感覚」とストレートに問いかけたところ、剛も「減ったら1人やから……」と続き、「そうやねん。分からんねん、その感覚」（光一）と、見解を求めた。キンキの疑問に対し、百田が代表して「グループの場合は、歌割りとか振り付けとか、すべてバミリ（立ち位置の印）とか（フォーメーションなども）全部変わるので。振り付けと一緒で、人のパートでマイクを口元に持ってくるっていうクセがないんですよ」「スゴい浸っちゃうんですよ。そしたら、無音が流れてて『ヤバい！』みたいな」と、回答。

　すると、昨年の夏に剛が左耳の突発性難聴を発症した影響により、音楽番組で「もう君以外愛せない」（2000年）をソロ歌唱した光一は、歌っている途中で「“あっ、ここで俺、ブレス（息継ぎ）しないといけないんだ！”ってなったの」と、裏話をポロリ。その場にいなかった剛は「そっか。なんか染み込んじゃってるからさ」と受け止めつつ、デビュー曲「硝子の少年」（1997年）の歌詞を引き合いに「だって、『ぼくの心は～』トントンの（振り付けの）時に、1人やったらもう……」と、想像。2人で「誰とトントンすんのやろ」（光一）、「“何してんの？　1人で”って。めちゃめちゃ恥ずかしいねん」（剛）と会話し、ももクロを笑わせた。

　最後に剛が「これからは“新生なももクロ”でやっていくってことですから。ちょっと大人な感じも入れてったらいいな～ということで。まぁ、そういう大人な4人なんで。“まさか告知はない”と僕は思ってるんですが」と意地悪にけしかけると、玉井が「そうですね。20代になったんで、そういうところはわきまえてます」と、前置き。百田は気まずそうに「いや～……ねっ。記念ライブなんかをちょっとやっちゃいますんで」と、5月22日・23日に東京ドームでの単独ライブ『ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four ～in 桃響導夢～』の開催決定を報告した後、「最初は1日だけだったんですけど、たくさんの方が来てくださるということで、追加公演で22日もやらせていただいて。22日の方はチケットがまだありますので」と、アナウンスした。

　佐々木に「ぜひライブ来てください」と誘われた剛は「行きましょう。5月ですね」とノリ気だったが、「光一さんもね」（佐々木）と振られた光一は「ちょっと俺、忙しいんだよな～」と、冷たくあしらう始末。4人は「ダメですよ～」「来てくださいよ～」と、譲らなかった。また、「今日は『朝パン食べたい』ということでして、2軒回らせていただきましたが、どうでした？」（剛）と感想を問うと、「大満足です！」（高城）、「いい1日のスタートが切れた気がしますよね」（玉井）と好反応が返ってきたため、誕生日を迎えた剛も「確かにちょっと早く起きて、『早起きは三文の徳』って言葉ありますけど」「スゴいよね。俺、10時50分にこんな腹パンな日ないけどなぁ」と、嬉しそう。

　百田が「でも、半年に1回ペースでさっき『会いたい』っていう風に、言ってらっしゃったので。半年に1回ぐらいのペースでね」と番組への再出演を望み、佐々木も「また下半期に」と付け加えると、光一は「こちらこそ、どうぞお越しください……ただ、朝早いのはちょっと勘弁」と、本音を吐露。「やっぱこれだけ楽しんでもダメでしたか」（玉井）、「動物園とかも行きたかったんですよ。みんなで。パンダ見に。（『恩賜上野動物園』で生まれたジャイアントパンダの）シャンシャンの時だけは、ホントお願いします！」（百田）、「乃木坂（46）さんと行ってたら怒りますよ！」（佐々木）と畳みかけられ、光一は「ここのスタッフやりかねないからね。やりかねないよ～、ホント」と、思わせぶりに宣告したのだった。

アーカイブ