【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・有岡大貴＆中島裕翔、焼き鳥屋を営む夫婦の危機に直面

2018年4月20日

　その後は、お母さんが掃除を求める厨房に潜入。そこは調理道具が溢れかえっているほか、焼き場は油とススまみれで、長年に渡って蓄積された汚れが各所にこびりついていた。店の外へ出た途端、「やべぇよ。想像以上だったね。なんか頑固そう。汚れが」（有岡）、「これキレイになるのかな？」（中島）と、表情を曇らせる2人。有岡は「ちょっとお父さんとお母さんを一旦こう、分かれさせた方がいいのかもしれないね」「お父さん、やっぱ照れ屋さんだから、お母さんの前だと、なかなか本心を話さないというか……」と考え、中島もこの意見に同調。

　ここからは中島が開店時間の午後7時までに悦子さんと掃除を担当し、有岡は修一さんを外に連れ出して、“お店を辞めたい理由”を探る係に決まった。有岡は、修一さんが調理人としての腕を磨き、現在の仕入先でもある鶏肉専門店「梅や」（横浜市中区）に「今から行ってみたい」と申し入れ、なんとか一緒に外出。一方、番組はリフォームと掃除のエキスパート「ファミリー工房」に協力を要請しており、中島と悦子さんはプロのサポートを受けながらお店の掃除に取りかかった。

　中島たちが調理場の片付けや掃除に没頭する頃、有岡と修一さんは「梅や」に到着。有岡は「こうやっていつもお肉を仕入れてるんですか？　仕入れたお肉、僕持ちますんで！　持たせてくださいよ～！」などと修一さんに話しかけ、スタジオでVTRを見ていたメンバーは「やっぱ上手いね」（中島）、「懐に入るの大事だよね」（薮宏太）と、人懐っこい有岡の性格を称賛した。こうして2人の距離が徐々に近づくと、今度は修一さん行きつけの寿司店で特上寿司を食べながらコミュニケーションを図ることに。

　そんな展開も知らず、お店で掃除に集中していた中島が、VTRを見て「何やってるの！？」と怒りを露わにするも、有岡は「いや、必要な過程だからさ」と、開き直る始末。しかし、これは「大好きなお寿司とお酒で心を開いてもらう」という有岡の作戦。「いいですよ、全然気にせずに、いつもの飲んでください」（有岡）と促したところ、修一さんは梅干し入りの焼酎を注文し、「イイ男じゃないですか」「お話できるだけで、私は最高」と、すっかりゴキゲンになっていった。

　作戦が功を奏したのか、早くもほろ酔い状態の修一さん。口調も滑らかになり、「仕事を辞めたら、（悦子さんが）『船の旅でもしたい』とか言うんですよ。船で旅行するのね。旅行行ったことないでしょ。大勢では行ったけど、2人ではないから。2人っきりで行きたいみたい」と、有岡に打ち明けた。続けて、「でもなかなか、お店あると行けないから」（修一さん）、「お店辞めたら、『船で一緒に旅行行こう』と（言われた？）」（有岡）、「そうそう、旅行。もうその計画立ててるの、自分でも。『そうなったら旅行しようか』って。生きてるうちにね」（修一さん）と会話。修一さんが閉店を考えたきっかけは、実は悦子さんのためだったのだ。

　要は、「生き甲斐でもあるお店を続けてほしい」と願う悦子さんとは対照的に、修一さんは妻に“恩返し”のつもりで、店じまいを切り出したのだろう。お互いを思いやる気持ちがすれ違いを生んでしまったと判明した時、有岡は「今まで奥さんにプレゼントとかって？」と、修一さんに確認。「してない」と聞くと、「お店でお母さん頑張ってお掃除してますし、今日何か、贈り物しません？　旅行券のプレゼント」と、提案した。すると、シャイな修一さんは「何かあればね、良いですよ。別に。お世話になってますから」とつぶやき、お酒をゴクリ。

　気が変わらないうちに、有岡＆修一さんは悦子さんへのプレゼントを購入するべく、「JTB トラベルゲート横浜」へ。お店を辞めなくても行ける場所の旅行券を求め、修一さんが「8月頃がいいかな」「あんまり遠くないところがいいですね。女房が生もの意外と好きだから、生ものなんか美味しいところ」とリクエストすると、店員さんは静岡県の伊豆地方をイチ押し。修一さんは「あ、伊豆ね。伊豆近いもんね。じゃあ、伊豆でお願いします」と“即決”した。

　また、「8月のちょうどこの辺なんだ。結婚記念日がね」（修一さん）とのことだが、「“後半”だと思った」と、日にちはうろ覚え。有岡は「せっかくだったらね、結婚記念日の日に（旅行のスケジュールを）ハメた方がいいんじゃないですか？　聞きましょう！」とアドバイスし、悦子さんと作業中の中島に電話をかけた。「結婚記念日がね、いつなのかを、ちょっと正確に知りたい。お父さんね、『8月20日じゃねぇか』とは言ってるんだけど。『お母さんは絶対知ってる』って言ってるんだよ。（悦子さんに）上手い具合に聞いてもらっていい？」と言うと、中島は承諾。

　10分後に折り返しの着信があったが、有岡は修一さんに「非常にちょっと申し上げにくいんですけども……。お母さんも『覚えてない』って」と残酷な事実を伝え、「え、覚えてないの！？　なんだよ、アイツ！」（修一さん）と、ガッカリ。気を取り直して無事に日程を決め、旅行券をゲットしたのだった。

　VTR明けのスタジオトークで、薮が「まさかね、理由がね。（お店を）辞めたい理由っていうのが……」と話を振ると、メンバーは「“交差してた”っていう。ステキ！」（八乙女光）、「映画だよ」（高木雄也）と、感動。「スゲー良い話なのに、2人とも結婚記念日覚えてないんだもんね」（山田）との言葉には、有岡＆中島が「そうなんだよ！」と、声を揃えて反応していた。

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