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「この世界怖い」……オネエキャラで大ブレイクした山咲トオル、テレビから消えた衝撃の理由と「和民」に通い詰める日々を告白



 番組スタッフが待ち合わせに指定された場所は、東京・品川区の天王洲。当時と変わらぬ整った顔立ちの山咲は黒のコートとハンチング帽、眼鏡といったラフな私服で現れ、カメラ前で「おはようございます。お疲れ様です」と、あいさつした。まずは、スタッフが「眼鏡は、当時かけてました?」と気になった点を尋ねると、「あの~、もうこの歳なので。ちょっと老眼なんですけど。もう4年ぐらい前から。だって48歳だもん~!」と、恥ずかしそうに返答。年齢的には“アラフィフオネエ”になったとはいえ、愛らしいしゃべり方はそのままだった。

 山咲はこの後のスケジュールについて、「これから、ちょっと私の行きつけのお店があるので。週に3回は必ず行ってるお店です」と説明し、スタッフとともに徒歩で移動。途中で、ある飲食店の前にいた従業員と目が合い、山咲が「お疲れ様です~。今度寄せてもらいます」と声をかけたところ、男性が「前来てくれましたよね」と、反応。以前、山咲が店に来たことは「覚えてる」というが、番組スタッフが「お名前分かります?」と確認すると、男性従業員3人が揃って「名前は……」と、口ごもってしまった。山咲本人は「これが現状です!」とすんなり受け止め、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)への出演歴を持ち出された時も、「あぁ、ありがとうございます……」と、暗い表情に。

 悲しい現実を目の当たりにした後、山咲は気を取り直して「もう(店は)目の前です。憩いの場所で~す!」と、スタッフを案内。なんと、山咲が入店したのは庶民居酒屋の「和民」で、「私のいつも座る席が、ちょうどここ。週3~週4(で来る)」と、ゴキゲンな様子でカウンター席に腰を下ろした。なんでも、独身の山咲はお店がオープンする午後4時半に合わせて足を運び、たった1人で和民に入り浸っているそう。「彼氏さん、彼女さんとかは?」(スタッフ)との問いに、「あの~、タレントになってからは……。交際はしてないですね」と、寂しげにポツリ。



 タレントデビュー以来、恋人がいない山咲は15年以上も和民で夕食をとっているといい、スタジオでVTRを見ていた関ジャニ∞メンバーは「え~、マジ!?」(村上信五)、「なんか胸締めつけられるなぁ……」(丸山隆平)と、ショックを受けていた。こうして長年にわたって1人で和民に通い続けているだけに、山咲は「富田さん~! ウーロンハイを!」「春藤さん、ねぎまをお願いします」と、従業員の個人名まで把握。これには「いい距離感ですね~」(安田章大)、「寂しくないね」(丸山)と、安堵の声も漏れていた。

 しかし、煙草を吸いながらお酒や食事を楽しんだかと思えば、突如席を立って常連客のテーブルへ。顔なじみの面々と「お疲れ様でございます~」などと会話し、しばらく相席でお酒を飲んでいたとのこと。最初は何気なく立ち寄ったというが、独り身の山咲にとって、同店が“心の拠りどころ”になっているのだった。そして、このまま飲み続けて4時間が経過すると、お会計を済ませて「また明後日来ます」と、従業員に宣言。店を出た後はタクシーの車内でファンデーションを塗り直し、「(行き先は)新宿二丁目ですよ。私たちのホームタウンですよ」と、ふらついた足で鉄板コースに向かった。

 2軒目は、バー「在龍」ではしご酒。だいぶ酔いも回ってきたタイミングで、スタッフは「テレビの仕事が減り始めたのは、なんか理由があるんですか?」と、ついに本題を切り出した。直球質問に対し、山咲は「悲しくもないのに、感動VTRを見て、涙を流しているタレントさんたちをパって見た瞬間に、私は“えっ?”って。“何、怖い!”って。“この世界怖い!”って、なんか思ったんですね」と、激白。

 山咲いわく、それはある番組収録での出来事。VTRを見つつ、「感動的だわ~」と浸っていた時、横に座っていたタレントたちはモニターも見ずに「超ヤバイんですけど~」と笑いながら雑談していたが、VTRが終わった瞬間に「すいません……感動しちゃって……」と、突如大号泣したそう。当時を振り返り、山咲は「号泣した子たちのあとに、私が驚いた顔が映ったんですよ。アップで。なんか、(自分が)“おかしい人”になっちゃったんですよ、むしろ」と、回顧。この一件がトラウマになってしまったのか、バーのママ(メイリー・ム―)も「それぐらいからじゃない? トオルさんがなんか、『あれはイヤ』『これはイヤ』じゃないけど。NGみたいなのが多くなってきたの」と、証言した。

 実際、自分の意志に反する仕事へのやる気を完全に失ってしまったため、抑えていた自我が覚醒。「旅番組に出演する際、上半身裸はNG」「パチンコ番組はイメージが落ちるからNG」「ドッキリ番組はビックリするからNG」「密着番組は面倒くさいからNG」と、少しでもやりたくない仕事は拒否するようになり、結果としてテレビに出演する機会が激減した。焦った山咲はマネージャーに「もう一度、何でもやる」と伝えたものの、気づいた頃にはIKKOやマツコ・デラックスほか、多くのオネエタレントが登場。「もう芸能界にお前のオネエ枠はなくなった」と、厳しい一言を突きつけられたとか。



 仕事を選び続けた末、芸能界に居場所を失った山咲。現状に関しては「ナレーションの番組と、あと千葉テレビのお料理番組と、パチンコ番組によく呼んでいただきます」と報告し、『ごちそうライフ3』(千葉テレビ)の収録をのぞいてみると、「声出していくわよ!」「あらホントだ、伸びる~!」と、全力投球のリアクションを見せていた。また、かつてはNGだったパチンコ番組も、今では完璧に対応。地道に仕事をこなし、1人飲みの資金を賄っているのだった。

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