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【KinKi Kidsのブンブブーン】堂本光一&堂本剛が三谷幸喜とLEGOの「デス・スター」を作る! “噛み合わない”三谷&剛に光一も呆れ顔?



 キンキがゲストの要望を実行する番組とあって、三谷は「LEGOで『デス・スター』を作りたい!」と、リクエスト。デス・スターとは、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する宇宙要塞で、剛は「それがLEGO版であるんですね」と、ビックリ。三谷は、3歳の息子の影響でLEGOにハマり、最初に手がけたのも『スター・ウォーズ』に出てくる「ミレニアム・ファルコン」なる宇宙船だったそうだが、キンキの2人は「知らないですね」と話にノッて来ず、ついつい「ホント噛み合わないな!」と、吐き捨てる三谷だった。

 また、三谷がミレニアム・ファルコンを「1日2時間かけて2週間くらい」で完成させたと述べた際には、「この番組、30分番組なんですけど!」(光一)と、懸念の声も。作成予定のデス・スターは、総パーツ数4016個、重さ約8400gの大型タイプで、三谷も「ここまでデカいものは、僕作ったことない」と、告白。しかも、三谷は舞台の稽古に行かなければならず、午後3時までしか時間がないのだが、すでに1時20分になっていた。「できますかね!?」(剛)、「絶対(できない)」(光一)とうろたえるキンキを、三谷は「3人で頑張れば作れるよ! 絶対面白いから」と、鼓舞。

 今回、番組側は3人が集中して制作に取り組めるよう、定点カメラを設置しただけでスタッフも入らない部屋を用意したという。光一が「大丈夫かな? (番組)持つかな?」と不安を漏らすと、三谷は「たとえ(デス・スターが)できたとしても、“番組として成立するかどうか”は、僕は自信がないです」と、キッパリ。タイムリミットが迫っている一行はひとまず部屋に移動し、「これホント、カメラしか置いてない状態ですからね。スタッフ介入しない感じ」(光一)と、驚いた。

 テーブルの上を見た剛が「ここに『パーツの仕分け用にお使いください』って(書かれた)ボックスもある」と設備を把握したところで、さっそく箱から中身を取り出していく3人。大量のパーツを前に、剛が「一応ね、これはこれって(ボックスにパーツを分けて)入れといた方がいいよ、絶対」とコメントすると、「違う、違う! そういうんじゃないんだよ」(三谷)と否定され、「えっ……?」(剛)と、動揺した。

 その後、光一は箱の中から設計図を発見するも、総ページ数は「299」とあって、「こんな分厚い設計図!?」と、呆然。ゲストが「いやスゴい、スゴい」(三谷)と興奮する横で、剛は淡々とテーブルにパーツを出し続けていたが、ペースを乱された三谷は思わず「おい!」と、制止した。三谷が「あの、ちゃんと……。ちゃんとしましょう」と注意すれば、「いや、ちゃんとしてますやん。ほんで、これでこう分けてったらいいでしょ? ここに番号振ってますやん。『5』とか『2』とか」(剛)と、反発。

 LEGOのデス・スターは10個のブロックに分けられていて、順番通りに作っていけばできるようになっているとのこと。しかし、剛が「はい、“感覚”で作って!」と仕切り出したため、三谷は「違う、違う、違う! これだけ言っときますけど、絶対“感覚”で作らないで! 設計図通りにやるのが楽しい」と、強調。その上で、「リーダー決めよう!」(三谷)と言い始め、光一は「リーダーは三谷さんですよ」との認識を示したものの、剛は「ちょっと待って! リーダー俺にして!」と、立候補した。

 剛の「この2人はすぐ開けたり、ジャラジャラ出して……」という言葉に、光一は「(剛の予測通りには)しないよ! こういうの俺は“こだわるタイプ”よ。あ、『1』あるやん、ほら」と、順番に作業を進める意思を見せたが、なおも剛は「客観視できてないから、まず」と、ダメ出し。こうした状況に、三谷は「違う! ちょっと待って! 僕が想像してた感じと違うんだ」「違う、違う! 違うんだよ、君たち!」と声を荒げ、とにかくリーダーをハッキリさせようとした。

 リーダーの座を譲る気がない剛に、三谷は「じゃあ僕、チーフでいいですか?」と、新たに提案。光一は「チーフもリーダーも同じみたいなもんだ」と笑ったが、剛は三谷のチーフ職を認め、「チーフがいて、下にリーダーが2人いるって感じでいいですか?」(三谷)と言われると、「彼(光一)はもう助手です」(剛)と、ポジションを明確にした。役職の問題がなんとか解決した途端、三谷はパーツに手をかけ、「せっかく、ほら! 番号で分けたのに!」(光一)と抵抗を受けながら、「チーフの話を聞いてくれる?」「これは何かっていうとですね……。こういう分け方じゃないんですよ」(三谷)と、訴えた。

 すぐにピンと来た剛が「色?」と尋ねると、「色! 色! 色で分ける!」と、三谷ならではのこだわりを発動。「でも、色で分けたら……」(剛)、「何番って……。あれがどこに行ったか分からなくなる」(光一)などと指摘されても、「いいの、いいの、いいの」(三谷)と意に介さず、「ダメですって! まず『1』のこれを作るんですよ」(光一)、「チーフ、絶対ダメですよ。それは。だってこれは『1』はこうで、『9』はこうで……って」(剛)と、抗議の声は収まらなかった。

 三谷は「これ(『1』)を作るためにどこを見るかって、ここを見るワケですよ。ここからが『1』を作る設計図の始まりなの」と説明し、「で、“何をやるか”っていうと、ここに『1』だけを色分けして」と、指示。ようやく納得したキンキが「なるほど、分かりました」(光一)、「『1』だけの色分け。じゃあ、ここは何色ですか?」(剛)、「じゃあ、私こっちで、袋の番号を下で分けときますんで」(光一)と動き出すと、三谷も「いいね!」と、賛同した。

 剛は「1」で使うグレーのパーツを分ける作業を担当し、仕分け用のボックスに投げ入れていると、三谷が「おい! おい!」「魂がこもってるんですよ。1個、1個のパーツに」と、忠告。剛は「いや、そうですけど……」と、細かい“三谷ルール”に辟易してしまい、かたや1人で「1」以外の袋を分ける光一は、「うわぁ……。多いな! ホントに」と、圧倒されていた。三谷は「LEGOが楽しいのは、たとえば設計図見て“これ、ない。このパーツない”って思う時があるんですよ。いくら探してもない……。でも、必ずある」と語り、「“LEGOは裏切らない”、そう思う瞬間が来ますから。もうすぐ」と、熱弁。



 20分経過した時点で、やっと組み立て準備が完了した3人だが、番組はこのスローペースでは完成形に至らないと予想。実は、キンキと三谷には内緒で、事前に東京大学のLEGO部・金子英人さん、山口遥さん、高橋秀人さんにデス・スターの制作を依頼していたという。オンエアーでは、その作業光景を撮影したVTRが公開され、彼らは20分の作業で土台になる部分まで作っていた。[続きを読む]