You are here:  / その他 / ジャニーズ / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / 【KinKi Kidsのブンブブーン】飯豊まりえと「絶品の味噌汁作り」に挑戦! キンキと味噌の思わぬ共通点が発覚!?

【KinKi Kidsのブンブブーン】飯豊まりえと「絶品の味噌汁作り」に挑戦! キンキと味噌の思わぬ共通点が発覚!?



 佐野さんが1番目に提供したのは秋田の味噌「深雪(みゆき)」。一口舐めた瞬間、飯豊は「う~ん! 全然、甘いです!」と味の感想を伝え、佐野さんが「“秋田味噌”といいまして、あきたこまちの麹をたっぷりと使って仕込んでるお味噌なんですね」と、コメント。「美味しい!」(光一)、「あ~、美味しいわ~」(剛)、「何でも合う、万能味噌ですね」(飯豊)と絶賛の声が相次ぎ、佐野さんが「甘味のある野菜なんか、とてもよく合います」と言うと、光一は「もう最高やん~」と、感動した。

 次はスタンダードかつ人気という新潟の「金亀子(こがね)みそ」で、「全然違う!」(飯豊)、「あっ。僕、これ好き! これめっちゃうまい!」(剛)、「美味しい!」(光一)と、こちらにも好反応の3人。佐野さんが「先ほどよりも、もうちょっと味わいが濃厚で。お味噌汁にしていただいても美味しいです」と話した後、剛は「絶対美味しい、これ! もうこれ、ライブ中、ずっと食べてたいぐらい」と言い出し、光一も「ね!」と、同調。2人で「『キミヲアイシテル~』♪ そんなひとことが~♪」と、2004年発売のシングル曲「Anniversary」のサビを歌いながら味噌を口に運ぶ場面も。

 3番目に佐野さんは「外国の方が“案外こういうの好きなんだな”っていうお味噌」と前置きし、佐賀の「十穀味噌」をオススメ。「10種類の雑穀を発酵させて造った味噌」(佐野さん)とあって、「あっ、不思議な味! チーズや!」(光一)、「チーズっぽい」(剛)、「これの味噌汁って想像つかない」(光一)と、独特な味わいに衝撃を受けるキンキ。佐野さんによれば、「ほのかに酸味があって。やっぱりね、野菜具だくさんで、ゴロゴロ入れていただいて。そういうお味噌汁、すっごく合う」そうで、本日の主役・飯豊は「これ、いいかも!」と、もっともお気に入りのようだった。

 最後は鹿児島の麦味噌「櫻島」。「いただきます」と食した光一は「あ~、なるほど。スゲー、なんか、じいちゃん、ばあちゃんち思い出した」とつぶやき、「麦味噌は別名『田舎味噌』といわれていまして、ホントに素朴な何ともいえない味が特徴なんですね。九州とか四国、みんなこれなんです」(佐野さん)との言葉に、「あっ、だからや! ウチのじいちゃん、ばあちゃん、長崎の人やから」と、納得した。さらに、佐野さんが「やっぱりね。お味噌汁、『私はこういうの好きです』『あぁいうの好き』という場合に、お家の人の出身がそっちの地方だったってことは、結構多いんですよね」と語ると、剛も「それはそうやろなぁ~」と、理解。

 全国各地のさまざまな味噌の試食を終え、いよいよお味噌汁作りへ。はじめに佐野さんは「お味噌汁って、結構皆さん既成概念があって。『豆腐とワカメぐらいでしょ』みたいなところが結構あるんで。でも実はですね、どんな具材でも合うんですね。“合わない具材はない”と思っていただいて。“自由にいろいろと試していただける、楽しんでいただける食事”だということを、今日知ってもらいたいなっていう風に思います」と、アナウンス。その意気込み通り、一同の前にはクリームチーズ、アボカド、ズッキーニ、ロマネスコ、ブラウンマッシュルームなど、普段のお味噌汁ではあまり使わない具材が用意されていた。

 ところが、光一は「そういう冒険好きちゃうねんな~」と、変わり種のお味噌汁を拒否。対照的に剛は「冒険すんで、俺は!」と宣言したが、なおも光一は「俺はそういうのはホンマに、安パイ、安パイいく方やねん」と、主張した。しかし、剛が「だからもう、十人十色ですから、ホントに、三者三様の味噌汁にしましょうよ」と提案した際、「そうだね。味噌自体も選ぶもん違うしね」(光一)と、すんなり受け入れていた。



 まずは、佐野さんによるお手本からスタート。辛口の「蔵魂(ぞっこん)」と中甘の「大吟(だいぎん)」をチョイスし、この2つの味噌と出汁をすり鉢に入れた上で、「ここからお味噌をすりつぶします。もともと、お味噌汁っていうのは、今から700年ぐらい前に禅の僧侶がこうやってね、僧侶がこうやってすり鉢でお味噌を溶いたところから始まったんですね。ですんで、これがルーツ。お味噌汁のルーツなんです」「すりつぶすことで、お味噌の中の最後の美味しさがふわーっと全部放出されるんですね。最後に味の花が咲く」と、指南。この作業を取り入れれば「美味しさがどんどん増してくる」そうだ。

 光一が「網でこう、お湯の中でこうやってそのカスを使わないパターンと、そのままぶっ込むパターンとあるじゃないですか。どっちの方がいいんですか?」と質問すると、佐野さんは「やっぱり、“(カスは)入れてもらった方が味わいとしてはある”と思います。できれば、ほかの小鉢か何かにお味噌とお出汁をとって、溶かした状態で流し込んでいただくのが(良い)」と、回答。「そうなんだ~。それはせぇへんなぁ。お湯沸かしてぶっ込むもん」(光一)と返したところ、剛は「もう図工ですね」とツッコミを入れ、「だって、別に自分が飲むだけやから」と、開き直る光一。

 お鍋に移したお味噌汁に、鮭などの具材を入れた段階で火にかけたが、「沸騰はさせないですね。ちょっとグラッとさせるぐらいまで。お味噌の香り、熟成によってできる香りっていうのは、成分はアルコールなんですよね」「熱すると、もうバーっと(香りが)飛んじゃうんです。『3分で半分になっちゃう』っていわれてます」(佐野さん)とのことで、盛りつけの場面でも「お味噌汁って中身が見えないんですよね。ですので、こうやって具材をですね、積み重ねていっていただく」「最終的にいろんな具材がなるべく見えるように、積み上げてもらうと良い」と、アドバイス。積み上げた具材を崩さぬよう、横からそっとお味噌汁を注ぎ、吸い口(薬味)を添えて完成となった。

 もはや芸術品ともいえる出来栄えに、剛は「仕事頑張って帰って来て、嫁(が)これしてくれてたら……抱きつくなぁ~」と、ウットリ。味見した飯豊は「うーん! 美味しい! 優しいお味噌が混ざり合ってる感じですね」「これ、今まで飲んできたお味噌汁は、“あれは何だったんだろう”って思うぐらい」と大感激し、「そんなに違うの? ホントに? 俺、結構(味噌に)合わせてきてる方やからね」と疑った剛も「うーん……今までの、何だったんですかね?」と、ポツリ。最後に口をつけた光一も同じく「えっ! うまっ!」と、驚きのあまり目を見開いた。3人のリアクションを見た佐野さんは「やっぱり、お味噌汁の味わいっていうのは、お味噌の出汁と、具材の美味しさ」と、改めて解説。[続きを読む]