【KinKi Kidsのブンブブーン】NEWS・加藤シゲアキと名曲レコード探し！　堂本光一、お気に入りの「おっぱいがいっぱい」発見で大暴走

2018年1月15日

　企画を軌道修正させたい加藤が見つけ出したのは、62年にジャニーズ事務所から最初にデビューした4人組ユニット・ジャニーズの「若い涙」（64年）のレコード。ジャケットではメンバーの中谷良、青井輝彦、真家ひろみ、飯野おさみが爽やかな笑顔を浮かべており、加藤は「（ジャニーズで）1番最初の……。ここから始まってるワケですからね」と、しみじみ。レコードに針を落とし、「おーいおい」と流れたタイミングで、光一が「あっ！　知ってる！　うわ、知ってる。俺ジャニーズやったわ。良かった」と言い、口ずさむ場面も。

　とみさわさんが「ジャニーズ第1号アイドルのデビュー曲ですから、“ジャニーズの1番最初のレコード”ってことになりますね」と説明すると、剛も「あ～、なるほどね」と、理解。「カッコイイもんね」（光一）、「スゴいよな。ジャニーズの音楽がここから始まってる」（剛）と感激するキンキだったが、加藤は「そのジャニーズが『チンチンポンポン』でハシャいで」と、チクリ。光一は「そりゃハシャぐでしょ、あれは」と言い訳するも、とみさわさんも加藤と一緒になって「おっぱいに食いついて……」と、笑っていた。

　ここで、光一が持ってきたレコードを目にした剛が「僕、これ好き」と、反応。光一も「それやろ。だからそれ探しててん」と話しつつ、曲をかけて「これは誰が歌っているでしょうか」と、加藤にクイズを出題した。加藤はまったく分からなかったが、正解は『ブンブブーン』に複数回出演している高見沢俊彦がギタリストを務めるロックバンド・THE ALFEEが『ポンキッキ』で女性シンガー・池田典代と歌っていた「ごあいさつのうた」（82年）。「これを聴きながらやっぱ、僕ら行ってたもんね。幼稚園やったりとか……」（剛）、「うん」（光一）と、キンキにとっては思い出の曲のようだ。

　また、光一はシンガーソングライター・山下達郎の「BOMBER」（78年）を発見して「これ聴きたい」と曲を流し、「最高」「この曲大好き」と、上機嫌。全員で聴き入っていると、とみさわさんが「やっとレコード屋でレコード掘ってる感じがしてきた」と、ボソリ。加藤が「そうですね。これが聴きたかったんです。『チンチンポンポン』じゃないんです！」と同調すれば、「ヒヤヒヤして聴いてたんです」と、本音を漏らすとみさわさんだった。

　こうして、懐かしの曲や、少々変わった曲を堪能した一行。最後はキンキ＆とみさわさんが、それぞれ“加藤にぜひ買って帰ってほしいレコード”を1枚ずつチョイスした。まず、とみさわさんが選んだのは、肥満者の社会的地位向上を目指す「大日本肥満者連盟」が発売したレコードで、剛はジャケットに書かれたタイトル「デブは美しい」（79年）を見て「何ですか？　これは」と、ビックリ。昭和の女優・大井小町が歌う同曲の出だしは「デブは美しい　自由に生きてる」とストレートな歌詞だったため、光一はのっけから笑うのを我慢できなかった。

　一方で、光一は「デブは美しい」が小林亜星など著名な作曲家が携わった曲であると気づき、「スゴい。今出したら売れるんちゃう？」と、発言。「“売れる”と思う」（剛）、「なんかこの曲調といい……」（光一）、「うん」（剛）と息が合う2人に、加藤は「（キンキで）カバーどうですか？」と提案したが、これには「俺らがカバーはなぁ」（光一）、「ライブではちょっと、なかなかさ」（剛）と後ろ向きだったにも関わらず、「『チンチンポンポン』は（カバー）出すけどね」（剛）と、断言。

　ちなみに「デブは美しい」のB面は、作家・佐藤嘉尚による「でぶのあなた」（79年）。いきなり「デブ」を連発する歌詞に笑いがこみ上げる3人だったが、唐突に「夜はつめたい隅田川」というフレーズが出てくると、「なんで墨田川？」（光一）、「え～！？　衝撃の……」（加藤）、「ちょっと待って。“墨田川で締めりゃいい”みたいな感じやめて」「世界観ハンパない」（剛）と、ザワついた。

　続いて、光一が加藤にオススメするレコードを視聴。「“これはいい”と思うよ。めっちゃテンション上がる」（光一）と予告したが、聴こえてきたのは車のエンジン音のみ。加藤が「ここから曲が始まるとかじゃなくて？」と尋ねるも、光一はハンドルを握る姿勢で自分の世界に入り込み、途中でギアチェンジの動作も見せた。「え？　ずっとこれですか？」（加藤）と聞かれると、自信満々に「はい！」（光一）と、返答。

　車好きの光一が「最高！　いい音してる」と惚れぼれするこちらのレコードは「SUPER SOUND SERIES フェラーリ・ベルリネッタ・ボクサー」（77年）で、「スーパーカーブームの時代に、こういうのいっぱい作られた」（とみさわさん）そう。黙って音を止めた加藤に、光一は「なんで消したの！？」と抗議したが、相方の剛からも「あんまり違い分かんない」と、突き放されてしまった。

　そして、剛は「迷ったけど……。これ知ってるかな？　知ってるかもしらんねんけど」と前置きした上で、「これが1番でもやっぱり好きかな」と、もったいぶって1枚のレコードを流し始めた。ところが、それは例の「チンチンポンポン」で、一旦は呆れていたはずの加藤も「優勝です」と受け入れ、光一はゴキゲンな様子で歌った後、「この2つ（キンキが選んだレコード）はさ、我々からプレゼントしようよ」と、宣言。剛が「これはでもホントに、“このロケでじゃないと買わない”と思うよ。プライベートで来て、見て、『とはいえな』って言って“たぶん戻す”と思うんで」と指摘すれば、加藤も「“面白いな”と思っても、視聴するの恥ずかしいですもんね。プライベートだと」と、納得した。

　エンディングで光一がロケの感想を求めると、加藤は「楽しかったですよ」と述べつつ、「思ったのとは違う回でしたけどね」「達郎さんが1番グッと来てはいたんですけど」と、ポロリ。そう言いながらも、「『チンチンポンポン』、カバーしてほしいなぁ。KinKi Kidsで」と、すっかり同曲の魅力に取り憑かれており、光一も「したいなぁ」と、ノリ気だった。「だからさ、今、俺ら（コンサートを）100人編成のオーケストラでやってるのよ。そのオーケストラでこれ（『チンチンポンポン』）演奏してほしい」（光一）という案は、剛が「ダメです」と却下したものの、2人で楽しそうにステージでの演奏をシミュレーション。そんな姿を見た加藤は「やってほしい」と、より一層熱望していた。

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