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“FXで大儲けした10億”を失った元ヒルズ族が転落人生を激白! 「リーマンショックでガーンと下がっちゃって……」



 1998年、当時20歳だった磯貝氏は、亡くなった父親の家業を引き継ぎ、埼玉県・川口市で金属スクラップ業を開始。後に購入した外貨を為替の変動に合わせて売却し、生じた差額が利益として得られるFX取引きを行ったところ、100万円の元手から、資産10億円を保有するまでになったそうだ。磯貝氏が「相場の上昇にも助けられて、あれよ、あれよと……」「(2008年から)1年8ヵ月くらいで(10億円儲けた)」と回顧すると、MC陣は「スゴいね、1年8ヵ月かぁ」(華原)、「約2年で10億円(儲けている)。でも100万円ですからね、元手は」(河本)と、感心。

 磯貝氏はもともと「埼玉の工場の上」「風呂ナシの部屋」に住んでいたが、FXで一気に億万長者となり、「初めての一人暮らしが六本木ヒルズ」だったとか。家賃65万円の部屋に住んでいたことを明かし、「六本木ヒルズに行きたかったんですよ。当時、“勝ち組”が集まる場所が(六本木ヒルズだった)」と主張する磯貝氏に、河本は「結構な豪遊ですよ? でも……。風呂ナシの工場の上に住まれてたんですよね?」と聞き返したが、名倉は「だから感覚がおかしなってんのよ」と、推察した。

 河本が「一括で買うものはなかったんですか? ほかに」と確認すれば、「車は当時、景気が良くて“フェラーリも欲しいな”って思ってたんですけど、“2年待ち”とかっていう状況だったんで。ちょうど先輩が(イタリアの高級車の)ランボルギーニを買って、『現金なら譲ってやってもいいよ』って言われて、3600万円くらい、一括で(支払った)」(磯貝氏)と、回答。名倉は「まぁな、(資産)10億円やからな。俺らの感覚でいうと(3600万円は)36万円くらい」とイメージし、磯貝氏も「すぐに欲しい」という気持ちから、名義変更もせずにキャッシュで購入してしまったのだった。

 また、番組ではヒルズ族だった頃の磯貝氏の写真も紹介。髭を生やし、大きく開いた胸元に十字架のネックレスが光るイケイケな姿に、スタジオの出演者は「これはヤバいわ」(久保田)、「今の磯貝さんから想像もつかないです」(河本)、「(胸元)開けすぎ」(華原)、「あのはだけ方は浴衣しかないよね」(名倉)と、騒然となった。

 そんな磯貝氏はほかにも、約200万円の入会金が必要な会員制クラブ「六本木ヒルズクラブ」に入会し、店で1番良いシャンパンを女性に奢るなど、食事代だけで年間2000万円も使うといった豪遊の日々を満喫。スクラップ業もしていたが、「“給料とは見合ってない使い方をしていた”ってことでしょ?」(名倉)と問われると、「そうですね」(磯貝氏)と、否定せず。六本木の自宅から埼玉の工場まで通っていたといい、「ランボルギーニの時は、こっそり(ガソリン)スタンドに置いて、自転車を借りて(出社していた)。『社長、チャリンコで来たよ』って(言われていた)」と、話した。

 この話を受け、河本が「ってことは、あんまり見せたくなかった?」と言うと、「そうなんですよ。結構、なんていうか……。ちょっと“川口に合ってなかったかな”って、ランボルギーニが」(磯貝氏)と、苦笑い。華原が「でもなんか偉くないですか? そういう(成金ぶりを見せない)ところ」と発言した際、名倉は「まだ一応な」と口にしながらも、「でも、俺にしたら“馬鹿やな”って思うよ。埼玉でええマンション住んで、別に、ある程度の車を買って住めば……。『社長になったらこれくらい稼ぐんだ!』くらいでええやん」と、述べた。

 河本は「十分ですよ。むちゃくちゃ(高級)なところが買えますよ」と見解を示しつつ、「だけど、ヒルズに1回ね、入らないと分からないこともありましたから」と、磯貝氏に寄り添う姿勢を見せる場面も。そしてその後、磯貝氏は転落人生を迎えてしまうのだが、きっかけは08年にアメリカの投資銀行「リーマン・ブラザーズ・ホールディングス」が経営破たんして生じた世界的経済パニック「リーマンショック」だったという。[続きを読む]