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【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・有岡と高木が「コケアイドルへの道」を学ぶ! 観察&鉢植え作りに試食も?



 第一段階は「コケ観察」。由緒正しい日本庭園が魅力の「小石川後楽園」(東京都・文京区)に到着した途端、田中は「コケの趣味やってると何がいいかって、自然の中に出た時に“うわっ、どこにコケがあるかな?”みたいな。“コケこういうところに生えてるんだ!”とか言うやつですよね」と、楽しそうにレクチャーした。しかし、有岡&高木は無表情で耳を傾けた後、「テンションの差がスゴい、今。温度差がね」(高木)と、ドン引き。

 気を取り直し、田中が園内を歩きながら「コケっていうのはまず、根っこで栄養を摂らないからね。栄養はすべて光合成で摂り入れるんですよね。だから、日光がない場所には生えないんですよ」と説明したが、その横で2人は池のコイに夢中。視線の先に気付いた田中は「コイを見るんじゃないよ!」「コイを見るな、コケ!」と、思わず声を荒げた。コケの観察ポイントは「日当たりが良く木が生えている広場」だそうで、田中が「木の幹なんか見てください」「ここの緑の部分ありましたね、ほら! こういう木が好きなコケがいるんですよね」と教え、有岡は「木にもコケが生えるんだ~」と、ひとまずノリ気に。

 一同が最初に見つけたのは「コモチイトゴケ」。主に木の幹に生えるコケの仲間で、都市部でも多く見ることができるとか。続いて、何やら別の種類を発見した田中が「あぁ~!」と興奮気味に小走りした場面では、「みんなビックリしてるでしょ~!」(有岡)、「やめなさい、やめなさい!」(高木)、「ほら、恥ずかしい、恥ずかしい!」(有岡)と、周囲の反応を見て制止する一幕も。そんな注意をよそに、田中はルーペを使って地面を這うようにコケを観察していた。

 この手法だとコケの細部が見られるそうだが、2人は「なんかね~……」(有岡)、「なんかヤダな」(高木)と、地面に顔を近づける行為に抵抗を感じた模様。覚悟を決めて地面を凝視したが、一歩下がって見守る田中は「うわヤバイな、これ。不審者です」と、笑った。田中が「1箇所のコケは“最大で2分しか見ない”って決めてるの。大体、“怪しい”と思われて、通報されるまでが大体2分なの。その間にパッと次の現場に行っておけば、通報されない」と自身の経験をもとにアドバイスすると、「なるほど」(高木)、「点々とするんだ」(高木)と妙に納得。

 次に、「こっちのヤツもコケですよ」(田中)とオススメするも、有岡&高木はひっそりと田中から離れて歩き出してしまい、「おいっ! ふざけんなよ! 仲間がいないと不審者になるだろ。早く(コケを)見るんだよ!」(田中)と、叱りつけた。いまだコケへの興味が薄い有岡はルーペで田中の髪の毛を観察する“おふざけモード”に入り、頭部の違和感を察知した田中が「オイ! お前、毛根見ただろ!」と、ツッコミ。

 今度は「水辺で湿気の多い場所」に向かい、田中が「湿度が高いところが好きなコケがいますよね。これ、スゴい良いの見れるよ! (葉の上に)小さなコップみたいのがあるんですよ」と、「ゼニゴケ」の知識を披露した。このゼニゴケの特徴は、コップに落ちた雨粒の勢いで精子が飛び散り、離れた場所で受精して繁殖するという点。ちなみに「水の浄化作用がある」ともいわれており、研究が進んでいるそうだ。

 複数のコケの中で、田中のイチ押しは「ジャゴケ」だといい、「(コケの表面を)こすると、松茸みたいな匂いがする」「『松茸みたい』って言う人もいるし、『柑橘系みたいだ』って言う人も、いろいろいるんですけど」と話した後、3人でジャゴケ探しにチャレンジ。顔を伏せつつ、集中して観察する有岡&高木を目にした田中は「成長してきてるなぁ……。こんな如実に成長する人間も珍しい。もともと真っ白なキャンバスだから、どんどん色がこう、染まっていくね」と、感慨深げに漏らした。

 ここで、有岡が「ちょっと待って、これ見つけたぞ!」と言い出し、「うわー! めっちゃいい匂いする!」と、大ハシャギ。高木もジャゴケの表面を指でこすり、「あ、ホントだ! 俺、松茸の匂いがする。後半、ちょっと柑橘になるから、“松茸にすだちかけた”みたいな(匂いになる)。あぁ~、いいわぁ~」「あ、土瓶蒸しだ!」と、感動した。

 室内に移動し、続いての“コケアイドルの道”は「鉢植え作り」。田中は「人間っていうのは土から離れたら生きられないんですよ。時々、土からエネルギーをもらう。そのためにはコケの鉢植えが部屋にあると、パッとそこから土の匂い……1日1回水をやるとかやると、土によって人間はパワーもらえるの。『明日も頑張ろう!』となれる」と熱く語った上で、「お2人とも高層マンションのね、高い……。“夜景さえ見れれば”みたいな(ところに住んでいる)」と売れっ子アイドルの勝手なイメージを口にしたが、有岡は「決めつけないでくださいよ」と、冷静に反論。

 今回、2人は角度によって銀色に見える「ギンゴケ」や、水をかけると葉が開き、見た目に変化が生じる「スナゴケ」、じゅうたんのようにフカフカした手触りの「ヒノキゴケ」といった全6種類の中から好きなコケを選び、オリジナルの鉢植え作りに挑戦。田中は人形を使って鉢植えを作る「マン盆栽」を勧め、「自分のテーマに合ったような感じでやるといいです」と、助言した。

 有岡の鉢植えのテーマは映画『ターザン』(1999年公開)の名シーンで、高木はズバリ『いただきハイジャンプ』。まずは、自分のテーマに合った鉢選びから開始し、「(コケを)ちぎってもいいからね」などと田中にアドバイスをもらいながら、好みのコケを選別していった。作業を進める途中、高木は大きな流木を使ってコケを配置。マン盆栽を実践するため、ある人形を取り出した時には、有岡から「おい、そいつ使うのかよ!」「俺、こいつがいなくなったら世界観変わってきちゃうわ~」と、横ヤリが。じゃんけんの結果、人形は有岡に譲ったものの、2人ともいつしか鉢植え作りに夢中になっていた。[続きを読む]