【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・知念侑李、「黒子企画」で少年役に!?　「もうジジイだもん」とボソリ

2017年12月7日

　スタジオトークに入ると、一部メンバーは「今回は結構大変だね」（薮宏太）、「マズいね」（有岡大貴）と、同情。「やる気を出させるために知念が……」（薮）という振りに、当人は「僕の作戦、“少年知念”ですよ。先ほど映像見てもらったんですけど……かなり期待値上がってますから！」と明言したが、隣に座る高木雄也は「勝手に上げないで！」と、すかさずツッコミ。さらに、薮が「大丈夫？　だって93年生まれでジジイですからね」と皮肉を交えた際、知念は「そう、ジジイが少年やるんだよ。見てくださいよ、そこは！」と、豪語した。

　VTRでは、一向に練習を開始しないカゲトラくんを見かねた知念＆中島が「やる気復活作戦」を決行。体育館に入った“少年知念”が「よーし、今日も練習するか……」と言いながらカゲトラくんの近くで縄跳びを披露するも、館内には「ドスン、ドスン」と大きな音が響き渡っており、スタジオの伊野尾からは「いや、もう体の重さがスゴいよ。体育館の音で」と、指摘が入った。次の瞬間にサイレンの音が聞こえ、唐草模様の風呂敷を担いだ“泥棒”が「クソー！　捕まってたまるか！」と、体育館に侵入。警察官が「待てー！　泥棒！」と追いかけると、知念は「そうだ、この縄跳びで泥棒を捕まえるぞ！」と宣言し、見事に縄跳びを利用して泥棒を確保した。

　この姿を見ていた警察官が「君、スゴいね！　良かったら、警察官にならないか？　ちょうど、ジャンプ力のある人を探してたんだよ。さぁ行こう！」と誘い、知念は「うん！　よーし、警察官になるぞ！」と、その場を後に。大人が見れば“学芸会レベル”のお芝居になってしまったものの、食い入るように鑑賞していたカゲトラくんは覚悟を決めたのか、コクリと頷いていた。

　お母さんが「縄跳びできると、お巡りさんにスカウトされるんだね」と作戦の意図をフォローし、カゲトラくんは「わーい！　僕もなる！」「（縄跳び）やっていい？」と、自ら志願。作戦の効果が抜群に発揮され、「トラくんできるよ！　せーの！」（中島）の声がけに合わせて、カゲトラくんが本格的に縄跳びを始めた。開始から1時間半でようやくこの展開に持ち込めたとはいえ、「今ね、2回目ね。縄が前に来てないね」（中島）と分析した通り、連続して跳ぶことはできず。しまいには体育館に寝そべり、知念の作戦の効力は約10分も持たなかった。

　ここで、小関先生が「ちょっと縄がやっぱ長いんで……」と解説し、「縄を短くすれば跳びやすくなるかも」と、提案。少年役でカゲトラくんの前に現れた知念が正面切って届けるワケにもいかないため、ベンチのすぐ後ろにある換気用の窓からこっそり縄跳びを入れる流れに決まった。中島がカゲトラくんと会話をして引きつけている間に、知念が換気窓へ。カゲトラくんの状況をうかがいながら重要なミッションを終えた時、今度は中島が「トラくん、ベンチの下よく見てみて。白いのなんか落ちてるね。ちょっと取りに行ってみて」「僕が魔法の力でね、トラくんのサイズに合った縄跳びを用意したんだよ。さっきの縄跳びより跳びやすいはずだよ」と、お知らせ。

　新しい縄跳びを気に入った様子のカゲトラくんは練習を再開し、「これだともっとね、“シュッ”ってね、カッコよく跳べるんだぜ！」（中島）と後押しされ、「頑張ろう！」（カゲトラくん）と、奮起。午後4時30分、やっと2回連続跳びに恵まれ、「イェーイ！」（中島）、「じゃあ、頑張ろう」（カゲトラくん）、「そう、頑張ろう！　僕と一緒に！」（中島）と、いつしかコミュニケーションもバッチリの2人。だが、飽き性のカゲトラくんにとっては“このやる気がラストチャンス”になる可能性が高く、何とか成功させてあげたい中島は、必死に声を出してカゲトラくんを励まし続けた。

　そして、「トラくんさ、焦らなくていいから。必ず縄が前に来たら跳んでみようか」（中島）とアドバイスを受けた途端、なんとカゲトラくんは4回跳びを披露。思わず、中島は「今、4回跳んだよ！」と驚きの声を上げ、そのまま「よし、もう1回。前に来たら跳ぶ！」「前見てごらん」などと、指導した。なかなか5回に到達できなかったが、「よし、じゃあ……深呼吸してみようか、僕と一緒に。いくよ。吸って吐いて～、吸って、吐いて～。よし、できる！」と、中島のさりげない一言をきっかけに、カゲトラくんに変化が。

　中島が「1、2、3……」とカウントしつつ見守ると、カゲトラくんはここへ来て5回跳びをクリア。「今、5回できたね！　ヤッター！」（中島）と祝福する間、本人も笑顔でクルクル回転して喜びを表現した。まぐれかと思いきや、カゲトラくんは2回連続で5回跳びを達成。一筋縄ではいかないカゲトラくんの苦手克服も無事に終わり、ホッと胸をなでおろした中島は「今日さ、1回しか跳べなかったけどさ。僕の話を聞いてくれて、5回跳べるようになってくれたね。すっごいカッコよかったよ。もうさ、トラくんは5回跳べたでしょ、カッコ良く。僕もうすぐね、喋れなくなっちゃうんだ……」と、説明した。

　カゲトラくんは寂しそうな表情で「なんで？」と聞き返したが、中島は優しい声で「最初のトラくんみたいに、縄跳びが“難しい”って思ってる子のところに行かなきゃいけないんだ」と、悲しみをこらえて言葉を絞り出した。「これからも縄跳び練習してくれる？」（中島）との問いに、カゲトラくんは「学校に持って行く！」と明るく返し、お守りを抱きしめて「バイバイ」と、ピョン太にお別れを告げた。

　こうして、今回の「黒子企画」も無事に終了。後日、お母さんから送られてきた写真にはピョン太の横でぐっすり眠るカゲトラくんの姿があり、スタジオの中島は「嬉しいね～、あぁやって寝てくれて」と、目を細めた。薮が「あそこ辿り着くまでがね、めちゃめちゃ……」と知念＆中島の苦労を想像したところ、中島は「今回、新しいパターンでしたけど、大変だったよね」とこぼし、知念が「大変だった。ゆーてぃ、だって帰り全然喋らなかったもんね」と、暴露する一幕も。

　最後に「あの作戦の知念、意外と良かったでしょ。どうだった？」（中島）とメンバーの見解を求めたが、高木は「あれ効いてたのか？」と疑いの眼差しを向け、知念自らが「いや、10分効いたでしょうよ！」と、ピシャリ。「作戦としては良かったんですけど、まじまじ見てみると、ここ（口元）やっぱ、年（齢）感じますね」（中島）とストレートな感想に対し、知念は「もうジジイだもん」と、自虐発言でメンバーの笑いを誘っていた。

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