【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMPデビュー10周年SP！　ソリすべりスポット探しで「薮くんが竹やぶに」!?

2017年11月14日

　最終的にエキシビジョンを行うことになった薮はゾーブの中にスタンバイし、「準備はできてるけど、心の準備はできてない」と、一言。有岡に「どう？　中の感じは？」と問われたが、「まだ回ってもないんだけど、今、自分がどこを向いているのか全く分からない」とのこと。すべり始めると薮が入ったゾーブはあっという間に回転して進み、木々の中に入った後は画面から消失。一同は「大丈夫？」（有岡）、「どこ行ったの！？」（岡本）、「薮くんが竹やぶに！」（中島）と言いながら慌てて薮が消えた方向に走り、ゾーブを発見した。

　薮はゾーブから足だけバタバタと出している状況で、中島は「うわっスゲー！　SF映画見てるみたい！　スゲー！」と、なぜか感動。足から引っ張り出すと、「生まれた！」（有岡）、「薮が生まれた～」（岡本）と笑う4人だったが、当人は「どこだろう……？　1回スゴい衝撃が来たところがあった」「本当にどこにいるか分からない」（薮）と、意識が朦朧としているようだった。薮が体を張ったチャレンジは「24km/h」と、この日トップの記録で、「なんか……ちょっと嬉しく思った自分が悔しい！」（薮）と、気力も回復。

　一行は次なるスポットを目指し、3時間半の移動を経て茨城県・常陸大宮市にある西部総合公園に到着した。メンバーが「うわっ、長え～！」（有岡）、「スキージャンプじゃないんだから！」（中島）と仰天した“人工芝ゲレンデ”は、傾斜角度20度に加えて100mの超ロングコース。立派なコースを見た有岡は「正式なやつじゃん」と漏らし、薮が「もうこれはソリすべりだけのために造られたコースでございます」と、補足した。

　ここで、番組はスタジオトークに入り、中島が「全然緩くないだろ？」と胸を張ると、山田も「いや、なかなかよ。これは」と、過酷なロケに同情。また、薮は「俺が乗ったゾーブあるじゃないですか。結構重いんですけど、あれを上（スタート地点）に引っ張っていかなきゃいけないから。スタンバイの時に、スタッフさん総勢でやって。7の圭人と裕翔は手伝ってくれたんだけど……この2人（有岡＆高木）は全然手伝わない。見てるだけ」と暴露し、山田が「さすがだよね、体力の衰え方が」と、呆れ返った。2人が「もう（砂山を）登るので精一杯！」（有岡）、「そう、辛い！　辛いよなぁ～」（高木）と言い訳したものの、山田はデビュー当時の写真を指差して「絶対、この頃は言わんぞ！」と、容赦なくツッコんだ。

　ロケVTRに戻り、まずは先ほど勝利したBESTチームの番となったが、高木はゴール地点の先にあるフェンスを見ながら「もうこれ、こっちまで行っちゃうから、俺」と、宣言。人工芝のコースから天然芝への着地を目標に掲げた。スピードを求める高木のような挑戦者に向け、こちらのゲレンデにはソリのすべりを良くするワックスを常備。有岡が入念にワックスを塗り込み、そのソリを手にした高木がスタート地点に立つと、「マジで怖い、どうしよう……」「行ける気がしなーい！」と、震え上がった。薮は「1人ですべれる？」と話しかけたが、高木は「1人じゃないとすべれないだろ、コレ！」とソリを持ち上げて言い返し、「違う、違う。励まして『大丈夫？』って意味だったんだけど……」（薮）と、ボソリ。

　ワックス効果によってソリのすべりも抜群で、高木は一気に急下降。しかし、天然芝に届く前にソリから体がはみ出てしまい、横へ倒れるように停止した。恥ずかしかったのか、手で顔を覆っていた高木は「めっちゃヤベぇんだけど……」とこぼした後、“女の子座り”でフリーズ。駆けつけた薮に「どうした、今のこの格好？」と確認され、これまで番組内で“オネエキャラ”をイジられ続けた高木は「自然とこうなってた」と、開き直った。肝心の速度は「24km/h」で、「速いじゃん！」と喜んだ高木はなぜか関西弁で「速いやん！　ねぇ！」と、興奮。

　続いて、7チームの中島は「芝から芝へ行ってやりますよ！　（ゴールの先の）あそこのフェンスを、ボォーンって。あれ、ブチ破ってやりますよ！」と豪語。その思いを受けて岡本もソリにたっぷりとワックスをつけ、中島が颯爽とスタート地点へ向かった。下で待機する薮が「裕翔！　さっき雄也は途中で転んじゃったから、裕翔にはぜひ最後まで完走してほしいです！」と発破をかけた時、中島は「そうだね……。そこは……神頼みだな！」と、真面目に返答。

　準備が完了し、スタートした中島は背筋を伸ばしたままバランス良くすべって行き、猛スピードで下へ。勢いのままメンバーの前を通り過ぎ、衝撃を受け止める着地マットに体当たりした。大きな怪我もなくストレートにすべり終えた中島は笑顔でガッツポーズを決め、「見たか！　オイ、見たか！　見たか！」と、カメラ目線。薮が「今のはヤバイ。とんでもないぐらいに真っ直ぐに速く」と褒め、有岡＆高木からも「スゴい！」の声が出ると、中島は「あ～、でも良かった～。完走できて」と、本音を吐露した。

　相棒の岡本も「スゴい！　PERFECT」と健闘を称え、中島とハグ。ところが、記録はなんと高木に並ぶ「24km/h」で、まさかの「ドロー」（薮）となった。2戦の結果は1勝1引き分けでBESTチーム（有岡＆高木）が勝利し、同じくBESTメンバーの薮を含めて「イェーイ！」と、大ハシャギ。それまで中立のポジションだった薮の変わり身の早さに、中島は「急に！　急に！」と、嫌悪感を示していた。

　そして、このロケに参加していない山田、知念、八乙女、伊野尾は「結婚する娘にサプライズVTRをプレゼントしたい」との依頼を受け、10月7日放送回でも実施された大反響企画「まぶたに浮かぶヒストリー」にチャレンジ。山田が人生で初めてドラマの監督を担当し、感動のVTRを作り上げたのだった。

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