You are here:  / お笑い / その他 / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / ラブホテル再生プロデューサーが明かす“儲けのカラクリ”……高齢者に「朝採れタケノコ」をプレゼント?

ラブホテル再生プロデューサーが明かす“儲けのカラクリ”……高齢者に「朝採れタケノコ」をプレゼント?



 ネプチューン・名倉潤、次長課長・河本準一、歌手・華原朋美がMCを務めるトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。11月9日放送回では、“廃業寸前のラブホテル”をも再生させる凄腕プロデューサー・嶋野宏見さんが、その革命術を激白した。

 最初に河本が「ラブホテルっていうのは、ずーっといろんな新しいところに建っていってるんですか?」と質問すると、嶋野さんは「今は建たないですね」と、キッパリ。ラブホテルには「2種類ある」そうで、「四号営業(風俗第四号営業)……風営法と、旅館業法ってあって、ラブホテルはもう建たないんですよ。建てちゃいけないんです」「もう行政、法律で建てられない」と話した通り、現在は新たにラブホテルを建設することは禁止されているようだ。

 そのため、新しく正規にラブホテルを経営するには「今あるものを譲ってもらう」か「改装する」しかないといい、「普通の旅館で、今(ラブホテルのような営業を)やっているホテルはいっぱいある」(嶋野さん)という。「大きな鏡が部屋にあっちゃいけない」「スケルトンのお風呂があっちゃいけない」「大人のオモチャがあっちゃいけない」などの決まりがあるものの、嶋野さんは「それをなくして、通常のホテルでいろんなサービス、付加価値をつけて、新しい形態でやってるのは、今あります」と、語った。

 嶋野さんいわく、こうした規制を強いられている状態でも、ラブホテルには“ガッポリ稼げるカラクリ”があるとか。「基本的に、普通のビジネスホテルさんは『満室で100%、稼働で80%だとOK』って言われてますけど、ラブホって300~500%稼働する。3~5回転。だから、昔も今もまだまだちゃんとやっていれば儲かる」(嶋野さん)と述べたように、ビジネスホテルがすべて満室だった場合で1日の稼働率が100%のところ、ラブホテルは“休憩”という短時間貸しで部屋を回転させられる分、稼働率は100%を上回ることが可能。「昔で言うとね、3~5年で投資金額は全部回収できた時代もある」との話に、出演者はすっかり聞き入っていた。

 ここで、河本は古いタイプのラブホテルについて「僕らの時代はエアシューターの中にお金を入れてね、“スポーン”って飛ばして(部屋代を払うシステムだった)」「お釣りが“フォ~、パカーン!”(とエアシューターで返ってきた)」と、回顧。一方、嶋野さんは「昔のラブホテルさんはいろんなものを作り過ぎちゃったんですよ。(東京)渋谷にあるようなプールがあったりとか、上にベッドが上がっていくとか、電車で入っていくとか、いろんなものを作り過ぎちゃったんですよ。それ以上のものがなくなる。で、法律が変わる。『じゃあ、今度はどんなことができるんだろう』っていうと、“男目線”から“女目線”に変わったんですよ。ホテルの見方、展開が」と、解説した。 

 こうしてラブホテル業界で“女性に好かれるためにはどうすればいいのか?”といった問題点が浮かび上がると、次は「癒し」「非日常」「サプライズ」の分野を重視するように。女性にとって居心地が良く「行ってみたい」と思わせるラブホテルが、最近の主流だという。[続きを読む]