【KinKi Kidsのブンブブーン】中村アンとハイボールに合うおつまみ探しへ！　堂本光一＆剛、“21年目のテレパシー”で生歌唱？

2017年10月30日

　今回、3人は同店のスモーカーで毎日作られる自家製燻製の中でも人気の“変わり種”メニューから、「えっ？　こんなものも燻製に？　人気燻製ランキングベスト3」（堤アナ）を試食。まずは第3位の燻製がテーブルに到着し、堤アナが「こちら、皆さん何だか……（分かりますか？）」と言い終わる前に、光一が「あ、分かった！　ハンバーグ（の燻製）や」と、即答した。すると、剛は「ちょっとちょっと、クイズやから。クイズやから、もうちょっと『え～、何や？』とかやりたいやん。お前、普通に『分かった！　ハンバーグや！』って、めっちゃ早い」と、ブーイング。

　相方から“バラエティのルール”をダメ出しされた光一が「もう、分かってもうた……」とシュンとするも、「視聴者も……多少（予想）やらしてあげて」と、やんわり忠告する剛だった。光一がアッサリ当てた「あらびきハンバーグの燻製」（550円）は、ハンバーグを焼き上げてからウイスキーの樽と同じ楢の木などを使ったチップでスモークした一品だそう。キンキの2人が「『ハンバーグを薫製』ってあんま聞いたことないよね」（光一）、「聞いたことない。これがまたハイボールとかウイスキーに合う？」（剛）と会話していると、小浜さんは「“カクテルと総菜のお店”ってことで、いろんな総菜を薫製してみて、（店の）オープン前に100個くらい、いろいろ試したらしい」と、補足。

　一口食べて「お～！」と美味しさに浸っていた中村は、剛に「（燻製）からの……（ハイボール）ですよ」と促されてハイボールを流し込み、「お～、幸せです」「香りがスゴい」と、その相性の良さを実感した。光一も、最初はハンバーグだけ食べて「あっ、美味しい」とつぶやいたが、剛が「俺、このハンバーグめっちゃ好きやわ」と絶賛している間にハイボールを飲んで「ん！　めっちゃ合うやん！」と、驚愕。かたや、剛は「コレはハンバーグ作って……？」「（焼いたものを）丸々を薫製してるだけ？」と小浜さんから作り方を聞き出しており、「自分で作ろうとしてる？」（光一）とチェックされ、「うん」と、認めていた。

　ここで突如、中村が「でも私、KinKi Kidsさんのことスゴい好きだったので……」と、告白。「そうなの？」（剛）と聞き返され、中村は「そうです」と断言しながら、「あんまり（キンキが好きだと）言うと“やっぱり良くないのかな”って思って……」と、同じ芸能界で仕事をする立場として、何やら気を遣っていたようだ。これに対し、2人は「良くなくないよ」（光一）、「ないよ」（剛）と中村の気持ちを受け止めたが、剛は「ただ、“言って良くない”のは、『（好き）だったんですけど』。ここ（“だった”の部分）」と、過去形が引っかかった様子。

　中村は「『好きです』って言ってましたよね。過去形じゃないですよね」と否定してから、「最近出されたベストアルバムあるじゃないですか？」と、今年1月に発売されたキンキのバラードアルバム「Ballad Selection」の話を持ち出した。ところが、光一は「アレもう出たの？」「マジで？」と把握していなかったらしく、中村は「えぇ！？」「誰と喋ってるんだろう？」と、パニック状態。気を取り直し、「バラードベスト、特に大好きで。買いに行ったんですよ」（中村）と伝えると、光一はまたもや「え～!？　マジで？」と、ビックリ。

　光一から「何でもいいんですけど、我々の曲で知ってる中で『この曲が一番好きだ』っていうのはあるんですか？」と聞かれた中村は「薄荷キャンディー」（2003年発売のシングル）を挙げ、これには剛も「人気あるな、やっぱ『薄荷キャンディー』。『好き』って人、多いわ～」と、反応。中村が「歌詞がホントにいいですよね」と“好きな理由”を述べると、光一は「松本隆さんがね」と、同曲の作詞を手がけた松本の名を出した。

　さらに、中村は子どもの頃から聴いていたという「愛されるより愛したい」（1997年発売のシングル）の歌詞をめぐり、「小さい時は『愛されるより愛したい』っていう意味がまったく分からなかったんですよ。お2人が歌って、テレビで見てる時」と、回顧。「やっと分かってきました、最近」と嬉しそうな中村だったが、剛は「30歳になってようやく、“あ～、こういうことだったんだ”って分かってきた」と、苦笑いしていた。

　そして、「なんか勝手なアレですけども、まったく意外ですね。（中村が）ジャニーズとかを見てるイメージがない」（剛）と印象を話した時には、中村が「お2人のこと、あまり“ジャニーズ”って思わない……」と、ポロリ。この発言に、光一は複雑な表情で固まり、剛も「それは、えっと……」と言葉を失っていたが、中村が慌てて「いい意味ですよ！」とフォローを入れると、「確かにジャニーズっぽくはしてないもんね」（剛）と、思い当たる節はあるようだった。

　その後も中村の“キンキ愛”は止まらず、2人が出演したアメリカのケーブルテレビ・MTVの音楽番組『MTV Unplugged: KinKi Kids』（今年7月放送）も、「10回くらい見て」「ハイボールを家でこれ（チタン製のカップ）で飲んで、『アンプラグド』見て。結構それが、仕事終わって飲んで寝るっていう」と、最近のルーティンを打ち明けた。そんな中村のために、光一が「じゃあ、コレ飲みながら、ステレオ状態で歌おうか？」と提案すると、中村だけではなくスタッフも「お～！？」と、リアクション。光一は「『何を歌う』とか僕らは言わなくてもね、パンッて（合う）」と主張し、中村が「通じ合いますか？」と期待を寄せると、剛も「僕らの、この（CDデビュー）21年目に入った……。言葉とかじゃない、テレパシーでいけるから、『あの歌やろ？』っていうので……」と、強気な姿勢を見せた。

　とはいえ、剛はちゃっかり「サビを歌うんですか？」と探りを入れ、光一が「これサビかなぁ？　サビちゃうかな、たぶん」と答えると、「はい……。“お酒に合う曲”ですもんね？」（剛）と、念押し。こうしたやり取りを経て、光一が「いきますよ。せーの……」で歌い出したのは、過去にキンキもカバーした昭和歌手・笠置シヅ子の「買物ブギー」（1950年）で、剛は「ちょっと待ってよ～」と、脱力。剛は「もう君以外愛せない」（2000年発売のシングル）を歌おうとしていたようで、中村は「あ～、聴きたかったな～」と、残念そうな表情に。すると、光一は“言い出しっぺ”にも関わらず「そっか……。いや、タダじゃ歌わないんで」と冷たい態度に変わり、2人は「うわ～、怖い！」（剛）、「怖い！」（中村）と、ドン引き。

　再び、「人気燻製ランキングベスト3」に戻り、第2位のメニューが運ばれてくると、剛が「ちょっと、（光一から）遠めにして」と“光一対策”をとる一幕も。だが、光一はすぐに「たくあんや！」と叫び、「もぉ～」（剛）、「早いよ～！」（中村）とクレームが噴出。正確には東京名物の大根を使った「べったら漬けの燻製」（530円）で、考える時間を光一に奪われた2人は「ブブー！」（中村）、「はい、ブブー！」（剛）と“不正解”を告げた。小浜さんによれば「大根を麹で漬けたお漬物なんですけども、そのままだと甘いんですけど、麹を落としてから薫製かけてる」そうで、あと一歩で正解を逃した光一も「ウイスキーと合うやろなぁ」と、想像。

　中村が実食して「お～！　美味しい」と頷いていると、剛は「アンちゃん、毎回忘れてるけど、（燻製）からの……（ハイボール）やからね」「『美味しい』（だけ）じゃない」と、注意した。「そうだ、そうだ」「趣旨がね」と笑う中村の隣で、光一は「べったら漬けの燻製」とハイボールの味に「美味しい」と、感激。光一のハイボールを飲ませてもらった剛も「うまぁい」と唸り、「家でずっとコレでこう（ハイボールと『べったら漬けの燻製』を交互に）やっときたい」（光一）、「エンドレスですよね」（中村）、「これヤバいな」（剛）と、盛り上がった。

　いよいよ、「人気燻製ランキングベスト3」の第1位が登場。「皆さん、これ何だか分かりますか？」（堤アナ）の問いかけに対し、中村が戸惑いながらも「カツサンド」と答えた通り、1番人気は「燻りカツ・ホットサンド」（1,130円）だった。こちらはカツを揚げた後にスモークで香り付けをし、ウイスキーの原料でもあるライ麦のパンに挟むという、手の込んだ一品。一斉にかじりついた3人は「あっ、大人の味！」（光一）、「なんか初めての感じ」（剛）、「美味しい」（中村）と新感覚の味を噛み締め、「うまっ」と目を瞑った光一に「どうしました？」（剛）と声をかけると、「なんかね、いろんな光景が見える」（光一）とのこと。

　光一の異変を感じ取った剛が「ぶっ飛び始めたぞ。大丈夫か？」と心配する一方、本人は「あのね……。ド田舎で焚き火してる感じ」（光一）と、頭に浮かぶ光景を説明。「大したもん見えてへんな」（剛）と言われても、「なんかスゴいね、アメリカの西の方のね……」（光一）と具体的な場所まで挙げ、さすがの剛も「何のスイッチ入った？　おい誰や？　誰？　このスイッチ入れたん？」「知らんぞ？　このスイッチ、俺」「20年（のパートナー）でも対応できひん」と、動揺した。光一は「古い機関車に……」と話を止めず、「続けんな、ほんで。『古い機関車』って言い出したぞ！」（剛）と呆れられ、ようやく「そんな光景が思い浮かびます」（光一）と、ストップ。剛は「何を言うてんねん。マジでヤバい。ぶっ飛び始めた」と、相方の状態を危険視した。

　また、剛は「この“薫製してホットサンドで”っていうのは、ちょっとこう、キャンプとかさ……」と本筋に戻そうとしたものの、今度は中村が「なんか富士山が見えます！」と、コメント。「おっ？　言い出したぞ、オイ」「横の赤い（服を着ている）女も言い出したぞ」（剛）と引き気味になりながらも話を聞こうとしたが、光一が「（富士山は）全然見えない」と否定したことで、思わず「オイオイ！　タチ悪いな、オイ。同調せえよ、そこは」（剛）と、ピシャリ。中村もめげずに「富士山が見えますよね。で、薫製してる剛さんが隣にいて、やっぱハイボール飲んでる感じですかね」と訴えたが、光一は「いや、違う！」と頑なに認めず。2人を見た剛は「何のゲーム始めたの？」と、愕然としていた。

　こうしてトークも弾んできたところで、中村の“飲み仲間”に「中村アンが酔ったらどうなる？」とリサーチした情報を紹介。1人目はお笑いタレント・小籔千豊からの“タレコミ”で、「基本、あまり酔わない。ただ昔、酔ってむちゃくちゃ未来の展望の話をされた。『私はこうなりたい』。1時間半、野望ばっか。正直ダルかった。でも今は野望以上に売れっ子になってて“スゴいな”と思います」との内容だった。中村自身は、芸能活動を始めたのが「5年前の25歳くらい」だったと前置きし、「『お前誰やねん』みたいな、よく言われて。確かに“誰だよ”って感じなんですけど。『どうにか認めてもらいたい』みたいのをスゴく熱く語ってたんですね～、たぶん。そういう時期がありました」と、当時の思いを吐露。

　中村の話に、キンキは「でも偉いね。そうやって不安に思うんだ」（光一）、「めっちゃ偉いやん」（剛）と、感心。「え～？　だってこうなんか、先が分かんないじゃないですか。どうなるか」（中村）と率直な意見をぶつけられると、剛は「でもそんなん、なるようになるからなぁ」と返したが、光一は「まぁ、テレビは分からんところあるよね」と、中村の思いに理解を示した。「2人の言ってることが逆過ぎ……」と混乱する中村に、光一は「いや、意外と（中村は）そんな、なんか“あんまり考えてへんタイプ”に見えるよ。失礼ながら……」と言い放ったが、「でもその方がええねんて！」と、力説。中村は思わず、「え？　いいんですか？」と、笑っていた。

　2件目のタレコミ主は、お笑いコンビ・千鳥のノブ。中村は「飲むととにかく明るくなる」そうで、「飲んで明るくなるのは楽しいんですが、ずっと（スマートフォンの人気アプリ）『SNOW』で撮ってくる。ずっとカメラを向けられても何をしていいのか分からないので、やめてください」と、苦情が寄せられた。光一は「うわぁ、面倒くさ～」とノブの肩を持ち、剛が「ノブくんとは何回飲んでる？」と確認したところ、「まだ2～3回なので距離スゴいあります。気を遣ってる感じですね、私に」と語った中村。これを聞いた剛は「……にしてもちょっとネタが弱いですね」「もうちょっと（距離を）詰めといてくれる？　そのエピソードがもう（弱い）」と、注文をつけたのだった。

　最後のデザートは、ウイスキーの原酒を練り込んだ「ジェラート」（670円～）で、こちらもウイスキーと一緒に堪能。剛は「旨～い！」「スッゴい柔らかい、上品なラムレーズンみたいな……」と食レポし、ジェラートに夢中な中村に「からのハイボール！」「アンちゃん今日、単品でいってるからね」と、言い渡した。中村はハイボールを飲んで「あ～、美味しい」「スゴいいい気分ですね。何かフワ～ッてして」と至福の表情を浮かべたが、続けて「ところで！　私はですね、今度映画に出ます！」と、いきなり告知モードに。

　剛が「急に……」と苦笑する横で、中村は自身が出演する映画『ミックス。』（10月21日公開）について「新垣（結衣）さんと瑛太さんがダブル主演の、卓球を通じて、こう、素敵なお話なんですけど……」と宣伝したが、キンキの2人は「全然伝わらへん」（光一）、「もうちょっとちょうだいよ」（剛）、「全然面白さが（伝わらない）」（光一）と、バッサリ。そこで、光一が「アンちゃんは卓球するの？」と投げかけると、中村は「卓球は苦手だったんですけど……。（撮影に向け）練習しまして、先生と皆さんと。初めは、初日は素振りのみ、ひたすら1時間」と振り返りながら、「でも中身は全部CGなんですけど」と、ぶっちゃけた。

　特訓したという素振りを披露する流れになり、中村は「いいですか？　強い役なんで、めっちゃ……」と自身が演じたキャラクターの情報を交えて思い切りラケットを振ったが、「（反動でスカートが捲れて）パンツが見えそうだった」と、自己申告。すかさず剛が「何を言うてんねん」とツッコミを飛ばし、「ちょっとやっぱ全然伝わってこない」「ホンマにこの方、“（映画に）出たのかな？”っていう……」と、疑う始末だった。中村は「ホントに出てます！」と強調してから、改めて「私が出演している映画『ミックス。』が公開中です！　恋と笑い、感動が“ミックス”されたロマンチックコメディーです。ぜひ映画館で見てください」と、PR。

　そして、剛に「今日はどうでしたか？　来ていただいて」と聞かれた中村は「スゴい楽しみにしてたんで、嬉しかったですね、純粋に」と満足した様子で、「今度はぜひ音楽、曲を聴きに行きますね」と、宣言。光一が「だから企画で“一緒にカラオケに行きたい”とか（リクエストしたらどうか）」と述べると、中村は「あ、カラオケにすれば良かったんだ！　あ～！」と、悔しがった。

　しかし、剛が「ただ、（カラオケでキンキが歌うとなると）料金は発生しますよ」と告げれば、「あ、料金……。仕事を“貰う”んじゃなくて（キンキに）“渡す”感じですね？」（中村）と、把握。真面目な顔で「歌唱のアレを……」と続ける剛に「タダは無理？」（中村）と食い下がっても「無理」（剛）と突き放された挙句、なぜか店内の電気も消えてしまい、「『もう帰れ』って言われてる」と、ショックを受ける中村だった。

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