【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・薮宏太、ポンコツキャラで子どもにナメられた？　八乙女光の「コード・ブルー作戦」にメンバー大ウケ

2017年10月25日

　練習開始から1時間が経つと、マキアくんはボールを使って「カタツムリ」などとふざけ始めてしまい、薮は「ダメよ、ちゃんとやんなきゃ」と、やんわり注意。「じゃあ、シミレーションしてみようか。想像。1、2、3……あっ、4！　でもまだ頑張れる！　5～！」と、薮なりに奮闘していた際、マキアくんからは「めっちゃ気持ち悪いから！」と、辛口コメントが飛び出した。そんな2人を見ていた八乙女は「コミュニケーション取れてんのはいいけど、仲良くなりすぎちゃって、先生っていうより、“遊び相手”みたいな感じになっちゃってるね」と、顔をしかめた。

　思い返せば、マキアくんがここまで目にした薮は「ダジャレのセンスがイマイチ」「水筒を開けられない」「意味不明な動きをする」といった状況で、要は“ナメられた”のだろう。そこで、八乙女は「コード・ブルー作戦」の実行を決断し、「乗っかってくれればいいから、薮は」と、指示した。八乙女の理想は、突如自分が体育館に入り込み、『コード・ブルー』の世界観を再現してマキアくんのテンションを上げ、“リフティングの練習がしたい”と思わせること。番組AD・井上さんに協力をお願いし、八乙女は『コード・ブルー』でお馴染みのスクラブ白衣に衣装チェンジした。

合間のスタジオトークで、中島が「今までにない大変そうな感じでしたね。あの……教える人がポンコツっていう。新しいパターン」と指摘すると、薮は「でもね、あの水筒、マジムズいから」と、反抗。実際に使った水筒を八乙女がワンタッチで開けた時には「まぁでも、可愛いね、マキアくんは……」（薮）と話題を切り替え、山田涼介らが「いやいや、話ズラすな！」と、すかさずツッコんだ。

　一方で、有岡は「ちょうどたぶん、そのロケの次の日、『コード・ブルー』撮影しててさ」と切り出し、「衣装さんから『昨日の「いたジャン」の「コード・ブルー」の衣装どうだった？』って聞かれて。俺、何のことか分かんなくて、“何言ってんだ？”と思ってたんだけど……。あれ、山下くんの衣装らしいよ、本当の」と、重大報告。薮＆八乙女は「え～！！」と衝撃を受け、知らずに山下の衣装を着ていた八乙女は「マジで！？　ヤバッ！　やま、した……さん、ごめんなさい！」と、動揺を隠せず。

　そして、再びVTRがスタート。練習を続ける薮＆マキアくんのもとにフラフラと現れたADの井上さんが「うっ……」と突如苦しみ出すと、八乙女が「フライトドクターです！　大丈夫ですか！？」と、登場。「大丈夫ですか？　どうしたんですか？」（八乙女）、「リフティング……リフティングが見たい……」（井上さん）、「リフティング不足による発作だ！」（八乙女）との“小芝居”に、スタジオのメンバーは大爆笑していた。さらに八乙女は「この中にリフティングできる人、いますか？　リフティングできる人、いますか？　お願いします！」と、かなりムリがある設定で畳みかけ、薮が「リフティング！　リフティングやろうぜ」と、マキアくんを促した。

　ところが、マキアくんは思ったより素直にリフティングを始め、奇跡的にワンバンで6回成功。すると、井上さんは「治った……」と、マキアくんの“リフティング効果”で持ち直し、「治りましたか！？」「（マキアくんに向かって）ありがとう。ホントに助かった！」（八乙女）と、お礼を述べてその場を後に。マキアくんはニッコリと笑っており、別室で見ていた谷田部先生が「いや〜、思ったよりできましたね」「効果的には、抜群でしたね！」と一同の健闘を称え、八乙女もどことなく手応えを感じている表情だった。

　さらに、ここまで失った信頼を回復させるためにも、「1回お手本見せようか、もう1回」（八乙女）とアドバイスされた薮は「じゃあ、宏太お兄ちゃんが先に『こうやるんだよ』っていうお手本見せるね。こうやって、ポンッて、ポンッて」と、軽やかなリフティングを披露。思わず、マキアくんは「スゴい！」と尊敬の眼差しを向け、なおも薮が「スゴいでしょ。リフティングはね、基本的に前にボール行っちゃったらどうしようもないから。走っていくしかないから。だから上か手前」と教えると、今度は「分かった」と、指導を受け入れたマキアくん。「薮の言うことをちゃんと聞いてる感じがするなぁ」（八乙女）と感動し、練習再開から1時間が経つ頃には谷田部先生も「両脚使えるようになってきましたね」と、評価した。

　以後もマキアくんは黙々と練習し、「下手くそだ！」（マキアくん）と落ち込んだ瞬間には、「下手くそじゃないよ。みんな最初は下手くそだもん。でも最初より全然良くなってる。できる！　絶対できる！」（薮）と、エール。少しでもマキア君の負担が軽くなるよう、「そこにいて。追いかけると疲れちゃうから」（薮）と、自らボールを拾いに行くことでそのやる気に応えた。それでも、マキアくんは徐々に疲れが見え隠れし、ボールが顔に当たるミスも。薮が休憩を勧めたところ、「大丈夫、大丈夫。ボールに負けてなんかいられるか！　できると楽しい。もっとやりたくなるから」（マキアくん）と、前向きな姿勢を見せた。

　薮が「今、2回できたじゃん。じゃあ、3回。とりあえず目標」「じゃあ、数えててあげるから。いくわ。1、2、3！　やった！　イェーイ！　やったな。3回いったな！」と先導し、気付けば練習開始から2時間半。少しずつ上達していたマキアくんの体を休ませるためにも、薮は「何かご飯買いに行かない？　お腹空いたし、行こう」と提案し、2人仲良く買い出しへ。お店では「カレーが一番いいけど、トマトが入ってるからヤダ」と主張したマキアくんに対し、薮が「俺、トマト食べてあげるよ」と、お兄ちゃんらしく宣言。実は、薮はトマトが苦手だそうで、VTRを視聴するメンバーが「え！？　ウソだ！？」（有岡）などと驚きの声を上げると、「子どものためだったら、嘘もつけるんだよ！」（薮）と、開き直った。

　お食事タイムで薮が「カレー食べたいなぁ〜。いいなぁ〜」と熱視線を送ると、マキアくんは「自分でそれ選んだんでしょ」とクールに言い返し、「ごもっともです」と納得する薮。この時、八乙女は「でも、こういう楽しそうにやってるのがいいね〜」と、安堵していた。腹ごなしも済ませ、「後半戦も頑張ろう！」（薮）と元気づけた後は、マキアくんの足指のマッサージまで行い、「今のめっちゃ気持ち良かった！」「違う。ここが！　ここらへん。そこ！」（マキアくん）と、ご満悦。そして、残りあと1回のところまでやってきたのだが、ここまでの疲労から序盤で止まってしまい、最悪の状態でご両親がやって来る時間を迎えてしまったのだった。

　午後6時、お母さんとお父さんが体育館に到着し、八乙女は「今日、マキアくんはお母さんがいない中、リフティング5回をお母さんの前でできるように、本当に頑張りました。“ここまで頑張れた”っていうのをお母さんの目で見てあげてください。よろしくお願いします」と、あいさつ。かたや、薮は「今からママ来るけど、練習でいっぱいやったじゃん。だから、自分を信じて」とマキアくんを励まし、ご両親には「マッキー、スゴいリフティング一生懸命練習したんで……。5回だよな。5回できるようにすっごい練習したんで。じゃあ、見ててください」と、話しかけた。

　まずは3回で終わってしまい、「もう1回。もう１回やろう」（薮）と再度挑んだものの、やはり疲れから回数が伸びず、マキアくんの体力を考慮してラストチャレンジに。結果的には練習での最高回数4回をお披露目できたところでこの日のチャレンジは終了となったが、お母さんは「よく頑張ったね～！　頑張った、頑張った」と、マキアくんをハグ。目標には及ばなかったとはいえ、ご両親は「生まれて初めて、息子の真剣な表情というのを見た気がしました」（お母さん）、「もうホントに、ホントにありがとうございました。お世話になりました！」（お父さん）と、薮&八乙女に感謝。

　数日後、お母さんから送られてきた映像には、6回のリフティングに成功するマキアくんの姿が。一同は「うわ～！」と大ハシャギし、薮も「うわ～！　マキア〜！」と、満面の笑みを浮かべていると、マキアくんは「宏太お兄ちゃん、できたよ！　ありがとう」と、お礼した。これを受け、メンバーは「いや～……またいいドラマができましたね」（中島）、「良かったよ。後半戦ね。ちゃんと信頼してもらって」（山田）と、感激の面持ち。有岡が「途中、だってアスリートとコーチだったもんね。マッサージしてあげて……」と振り返る間も、薮は嬉しそうに笑っていたのだった。

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