You are here:  / お笑い / その他 / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / リアル盗撮、リベンジポルノ……裏社会ジャーナリストが注意喚起する違法動画サイトの問題点とは?

リアル盗撮、リベンジポルノ……裏社会ジャーナリストが注意喚起する違法動画サイトの問題点とは?



 石原氏は「『You Tube』ですとか『ニコニコ動画』なんかっていうのは、“暴力的な表現”ですとか“アダルトな表現”ってのは一切アップロードできない」と前置きした上で、「そういうのを専門でやってるようなサイト」があると言及。サイト名はオンエアーで伏せられていたが、「○○なんていうところでは、“ポルノ専門”の動画アップロードサイトというのが(ある)。これ、1999年に始まったんですけれど、ものスゴく人気になって、一説には今ですね、1日で1億アクセス。世界中から」(石原氏)と述べ、出演者を驚かせた。

 そんな違法動画サイト界隈において、「ここ1年ほど、非常にいろんな問題」が出てきていると話す石原氏は、「違法動画アップロードサイトって、大きく分けると5つの問題がある」と、指摘。初めに「著作権侵害」「コンピューターウイルス」「詐欺広告」の3点を挙げ、詐欺広告は「そこをクリックすると、『あなたはアダルトサイトを見たから50万円払いなさい』(と請求する詐欺)」だと解説した。ここまでは、通常のインターネット問題としてもよく耳にするものだが、「残りの2つに非常に深刻な問題がある」(石原氏)と、違法動画サイトならではのトラブルもあるとか。

 違法動画サイト特有の大問題のうち、1つ目は「リアル盗撮動画」。石原氏によると、違法動画サイトは「無法地帯」と化しており、「真成の盗撮動画」がアップロードされているケースも。「“盗撮動画風”なAVなんかもありますけど、アレは良い意味できちんと“仕込み”でやってて、プロのモデルさんが出て演出された中でやっている」(石原氏)と引き合いに出しつつ、「そういうのに刺激されて“自分もやってみよう”って、たとえばデリヘル(派遣型風俗店)を呼んで、自分が行為してるのを盗撮」する人間がいると伝えた。

 さらに、石原氏は「もっとホントに悪質なものになりますと、たとえばその……街中で女性に声をかけて。ちょっと地図を(見せて)道を聞くとかっていうので、道聞いてるフリをしてる頃に、こういうところ(胸の辺り)でピンホールカメラなんかをつけてて。胸元ですとか、荷物をスカートの下に置いて盗撮して、そういうのをアップロードする」と、巧妙な手口を紹介。もう1つ、ここ半年で急増したという例については「もうそろそろ、社会的問題になってくるんじゃないかな」と懸念した後、「違法動画アップロードサイトで『リベンジポルノ』を発表するってのが、ものスゴく多くなっている」と、報告した。

 リベンジポルノとは、恋人同士で撮った性的な写真や動画を、交際が決別した時などに片方が“逆恨み”してネットにバラ撒く行為。昨今、これが違法動画サイトに次々と投稿されているのだが、石原氏は「先ほどお話ししたように『1日1億人がアクセスする』っていうので、やっぱり復讐したり、女性に嫌がらせするっていうところで。それだけ集客力があるところであれば、『あの女、自分を振ったから(という)腹いせで、こういうところで発表して辱めてやろう』みたいなことですよね」と、分析。[続きを読む]