【KinKi Kidsのブンブブーン】貫地谷しほりとチーズ料理に舌鼓！　堂本光一、「ファンを愛してるからね」と“嘘コメント”

2017年10月9日

　一行がやって来たのは、東京・池袋にある「チーズレストランDAIGOMI ikebukuro」。「チーズ好きな人のチーズ好きな人によるチーズ好きな人になってもらうためのお店」といったコンセプトを掲げ、年間100種類以上のチーズを取り扱うチーズ料理専門店だとか。過去に番組内（2016年5月8日放送回）で餃子とシャンパンの組み合わせなどを味わっただけに、光一は「なんか、『コレと飲むと美味しいよ』とか、この番組で結構教わったりすると、間違いなかったりするのよ。あの……あんまりできなさそうに見えてできるスタッフ」と、毒舌を交えて制作陣のリサーチ力に期待を寄せた。

　常に40種類以上のチーズを揃えるこちらのお店では、お客さんの気分や好み、飲みたいお酒に合わせてオススメのチーズを選んでもらえるとのこと。店長の戸嶋淳郎さんが「あちらの方にショーケースがありまして。よろしかったら来ていただいて。“ちょっとお話をうかがいながら、皆さまのお好きなチーズを選ばせていただければ”と思います」と案内し、一同はショーケースの前へ。すると、光一は「僕が飛行機の中で食べた、あのおいしかったチーズは何やろ？」「たぶん、見た目はゴーダかなぁ？」と自身が気に入ったチーズを探し始め、「ゴーダ長期熟成」のチーズを目にすると、「たぶんこれや」と、キッパリ。あまりの展開の早さに、剛は「“適当や”と思うな、今の。ホンマか？」と、怪しんだ。

　戸嶋さんは別のゴーダチーズをお披露目し、「これが旨味が凝縮してるのと、あとここにちょっとプツプツが見えるんですけど。これも全部、アミノ酸の結晶。旨味の結晶ですね」と、解説。貫地谷が「アミノ酸！　じゃあこれ、光一さんいいんじゃないですか？」と話を振った瞬間、筋トレ好きの光一は「アミノ酸、いいでしょうね」と即答したが、剛は「筋トレのことしか考えてない」と、バッサリ。相方の冷たい視線も気にせず、「あのね、表面がボロボロ、ボロボロ崩れる感じのチーズだった」（光一）と“チーズ探し”を続け、剛は「めっちゃ探そうとしてるやん」と、指摘した。

　今度は貫地谷が好きだという「パルミジャーノレッジャーノ」を見ると、「これかもしれない！」と指差す光一。剛からは「バラバラやん！　もう、こんなん趣旨バラバラやん！」とツッコミが入ったものの、光一は「これかも！」と、興奮していた。見かねた剛は冷静なトーンで「いや、ちゃうねん、ちゃうねん。お前のチーズを探すのも、まぁいいねんけど……。ゲスト、今ほったらかしだから。ずっとほったらかしなんで。だから、（貫地谷が）『どういうチーズが好みか』っていうのは、ちょっとうかがいましょうよね？」と、説得。これに対し、一旦は「そうやんな」と受け入れた光一だったが、「これ（パルミジャーノレッジャーノ）が好みなんやろ。で、俺が探してたやつは……」と“やっつけ仕事”を始め、剛は再度、「それはもう、最悪あとでええから！　あとでええねん！」と、注意。

　この調子だと貫地谷のチーズ選びがなかなか進まないため、戸嶋さんが「『エポワス』っていって、ウォッシュタイプ。中がトロっとしてて、『ナポレオンが愛した』っていわれてるチーズなんですけど」と、オススメのチーズを紹介。「なにか、これに合わせて飲みたい物があれば……？」（戸嶋さん）との問いに、光一は「コーヒーに合うチーズなんて、ないでしょ？」と聞いたが、戸嶋さんは「コーヒーに合うチーズが……実はありまして。この『スキクイーン』っていうチーズなんですけど」「キャラメルみたいな味がするチーズなんです。ヤギのチーズ使ってるんですけど」と、説明した。光一は「結構な匂いしますね」と、その香りの強さに渋い顔をしていたが、戸嶋さんいわく、「ちょっと塩キャラメルっぽい味わい」だとか。

　そして、スタンダードから変わり種まで、戸嶋さんがセレクトした「チーズの盛り合わせ」が登場。まず、貫地谷がコーヒーや紅茶との相性が良い「スキクイーン」（ノルウェー、480円／20g）を試食すると、「結構、ヤギ！　でも結構、甘いですね」と、感想を述べた。「ちょっと、口の中で溶かしながらコーヒーで流し込んで……」（戸嶋さん）とアドバイスされ、もう一口食べた貫地谷は「うん、美味しい！　でも、結構ヤギですね」と、正直に吐露。光一が「ヤギ。ちょっとアカンかもしれんなぁ……」とつぶやいていた時、剛も「うわ！　かなりヤギ！」と漏らし、光一は「君らのコメントわっかんね～」と、苦笑い。

　剛が「言ってることは分かった。『ちょっと変わった、あんまり甘くないキャラメルですね』みたいな感じ」と、先ほどの戸嶋さんの話を理解し、その後も2人が「コーヒーと紅茶、今どっちも試したんですけど、個人的には紅茶のが好き」（貫地谷）、「これ美味しいですよ。ホント、キャラメルみたい」（剛）、「美味しい」（貫地谷）と好反応を示している中、光一は「へぇ～。あぁ、そう」と、薄いリアクションだった。

　続いて、“光一の思い出チーズ候補”である「ゴーダ長期熟成」（オランダ、480円／20g）は、薄切りとブロックの2種類を用意。「薄い方が、香りを楽しんで。塊の方が、舌で味わうというイメージです。よく噛んでいただくと、ちょっとジャリッとした食感が……」（戸嶋さん）と促され、味わった3人は「ウイスキーっぽい匂いがする」（剛）、「ホンマや！　言ってること分かる」（光一）、「これめっちゃウマい！」（剛）、「美味しい～」（貫地谷）と、それぞれ気に入った様子。「ちょっと、お醤油とか味噌っぽい香りがするので、日本酒なんかに合わせても」（戸嶋さん）との補足情報に、光一は「日本酒合うだろうね。あ～、ホントだ！　飲みたくなっちゃうよ～。でもこの、俺、薄切り好きだな～。このチビチビ食う感じ」と喜びつつ、「飛行機（で食べたのは）お前か？」と、ついに本命らしきチーズを発見。

　とはいえ、もう1つの候補「パルミジャーノレッジャーノ」（イタリア、480円／20g）も残っており、光一は「かなり可能性大なんだよね、この色」「ほらっ、この崩れ方！　ちょっと、飛行機の子かもしれない！」と手に取るも、食べてみると「どっちかな～」と、ゴーダとの明確な違いは感じられなかった模様。剛は「そんなに悩むってことは、さほど感覚的に覚えてないんでしょうね」と、呆れ返っていた。また、最後に「エポワス」（フランス、780円／20g）を試食し、3人とも「本当、グラタン（みたいな味）」（剛）、「美味し～い！」（貫地谷）、「もう今ワイン、ダーッいきたい。絶対美味しいやん！　これはワインともう最高だよ」（光一）と、絶賛。

　剛が「一番塩気というか、あれが強いですね」と話すと、戸嶋さんは「ウォッシュタイプというのが、塩水だったりとか、お酒で周りを洗って熟成させるのがウォッシュタイプっていうチーズなんです。その工程を繰り返すことで、そういう独特な香りだったりとかを生み出す」と、エポワスの魅力を語った。特に貫地谷＆光一の口に合ったようで、「“ワインと最高に美味しい”と思う、これ」（光一）、「最高です」（貫地谷）と、ご満悦。

　堤アナが「皆さん今まで召し上がった中でお気に入りのチーズ、見つかりました？」と聞くと、剛は「ゴーダ長期熟成」「パルミジャーノレッジャーノ」で、貫地谷が「パルミジャーノレッジャーノ」と「エポワス」だったところ、光一は「エポワス」「ゴーダ長期熟成」「パルミジャーノレッジャーノ」と、いずれも最初の「スキクイーン」以外をチョイスした。最終的に光一が「えっ、でも……。飛行機やっぱこっち（ゴーダ）かな～？」と迷い始め、隣に座る貫地谷は「分からんけど」と、ポツリ。「飛行機はゴーダやと思う！」（光一）と宣言した際、一時的に現場がシーンと静まり返ってしまい、光一は「あれ？　みんなそんなに答え求めてなかった？」と自覚し、剛が「全く求めてない！」と、言い放った。

　その上で、優しい剛は「それが合ってればいいけど。違ってた場合、ファンの子が可哀想やな。間違ったもんを……『これが光一くんが好きなやつなんや』って。『あのときの感動のチーズなんか。確かに言われたら飛行機で……』」と、ファンの反応を心配。この話を受け、光一は「それで（ファンがこのチーズを）買いに来たりするからな」と耳を傾けながらも、「そうやって騙されてんだ」と、あくどい顔つきに。一方、剛の“お説教”を聞いた貫地谷は「そこまで（ファンのことを）考えてるんだ……」と、感嘆の声を漏らしていた。

　次に4人は新大久保の「市場タッカルビ」を訪問。堤アナが「近年、“インスタ（グラム）映え”することから大人気となっている……」と切り出すと、9月24日のオンエアーでもインスタ映えする料理に抵抗感を示していた光一は「出た～！」と、チクリ。堤アナは「インスタ映えなんですよ、やっぱり。今、時代は」と軽く受け流し、「（市場タッカルビは）“チーズタッカルビ発祥のお店”といわれ、多い時はなんと4時間待ちになるという、超人気スポットでございます」と、説明した。

　光一が「でも僕、“食べたことある”と思うんですよね。別の番組で」と主張した後、堤アナは「本来は予約できないんですけれども、今回は特別に（お店に）入れていただきました」と発表し、残る2人は「ありがとうございます！」（貫地谷）、「テレビの力！」（剛）と、お店の協力に感謝。ところが、『嵐にしやがれ』（日本テレビ系、7月15日放送）の収録で同店と出会っている光一は「嵐の番組ぐらいになると、おっちゃん来てくれるけどね」と、後輩の番組との違いに言及した。

　堤アナが「市場タッカルビ」の外食事業部長・姜光植さんを呼び込むと、「どうも、よろしくお願いします。先日はどうも～」（光一）、「どうもありがとうございます。ご無沙汰しております」（姜さん）と、互いにあいさつ。光一は「これは旨いっすよ」と太鼓判を押し、「（チーズタッカルビは）韓国で流行った？」と質問すると、姜さんが「日本、大久保発祥の商品なんで」「韓国はいろんなジャンルのタッカルビがあるんですけども。本格的なこういったビジュアルはないんで、こっちの方が発祥です」と、コメントした。

　今や、新大久保だけで160以上のお店が提供している大人気のチーズタッカルビ。こちらの「シジャンチーズタッカルビ」は特製のタレで炒めた鶏肉、トッポギ、タマネギなどをアツアツのチェダーチーズ＆モッツァレラチーズと一緒に楽しめ、ランチだと1980円、ディナーは2480円（いずれも2人前の価格）となっている。ほどよく溶け始めたチーズを見た貫地谷は「フ～！　これはテンション上がりますね～」「じゃ、ちょっと携帯（電話）ください！」と、スタッフにお願い。キンキは「ほら、この待ってる間が嫌いやねん！」（光一）、「も～う……早うして。友だちもこんなんばっかりやわ～」（剛）と、文句タラタラだった。

　無事に貫地谷の記念撮影も済み、ようやくチーズタッカルビを食べると、「うーん！　うーん！」（貫地谷）、「旨い！　めっちゃ美味しい！」（剛）、「なんか、ちょっとピリ辛で。これおいしいですね」（貫地谷）と、大ハシャギ。1度はこの感動を体験している光一も「旨いね」と再確認し、「鶏肉だしね。いいよね、筋肉にも。鶏肉のタンパク質とチーズのタンパク質で」と、自分に言い聞かせるように発言した。貫地谷が「光一さん、常に筋トレのこと考えてるんですか？」と尋ねた途端、「うん。やっぱね」（光一）と返すと、剛は「大会出れば？」と何の気なしに勧めたが、光一は「出ねーよ。出ません」と、断固拒否。

　光一がトッポギ、剛はサツマイモを食べ、「トッポギ旨い」（光一）、「うーん、熱い。あ、旨い！」（剛）と堪能していたものの、剛が「そして、やっぱコメントが下手」と、自分たちの食レポの力量不足を反省する一幕も。かたや、光一は口に食べ物を入れた状態で「辛い。野菜の方が辛さが分かる」と伝えたのだが、剛は聞き取れなかったのか、「はい！？　『やはいのほうはかるさが……』」と再現し、「なんて？　ちゃんとコメントして」と、クレーム。貫地谷を間に挟んで「俺、そんな酷かった？」（光一）、「なかなかのもんやったよ」（剛）と、会話するキンキだった。

　こうして3人がすっかりチーズタッカルビに夢中になっていた時、堤アナが「皆さん黙々と召し上がっていらっしゃいますけれど……」とトークに入り込むと、貫地谷は「食べたいですよね？」と、同情。過去に進行役で何度も出演している松村未央アナを引き合いに、「いいんだよ、松村アナも食ってたから」（光一）、「いいよ」（剛）との言葉を受け、堤アナはお箸を手にしたが、光一は“フガフガ”しながら「ガーっていっちゃって。そっからこっちまで」と指示したため、「おじいちゃん！？」（貫地谷）、「何なん！？　咀嚼終わってからにして。何やねん！」（剛）と、ツッコミが飛んだ。3人の優しさに甘え、チーズタッカルビを試食した堤アナは「濃厚で、口の中でチーズがふわっと広がって……とにかく美味しいです」と、感想を報告。グダグダな話ぶりに、先ほどまで気遣っていた貫地谷も「我々と同じような食レポでしたね」と、ついついダメ出しした。

　絶品のチーズタッカルビを満喫したところで、貫地谷のプライベートトークに。剛が「結婚願望とかあります？」と聞くと、貫地谷は「結婚願望は……30（歳）を超えてから、パタリとなくなりまして」と回答し、続いてキンキの2人が「特にないですね」（剛）、「いずれは」（光一）と、告白。貫地谷が「なんか、（キンキの結婚は）全然想像できない」と率直な印象を明かすと、「僕自身が想像してないもんね。“簡単にできる環境であれば、もうしてる”と思うけどな。“そういう気持ちで生活してる”と思うから」と、真面目に語る剛。

　そんな剛の思いを汲み取った貫地谷が「さっきからやっぱ、ファンの方を思っての発言多かったですもんね。（光一思い出の）チーズのくだりとかで……」と感心した横で、光一はわざとらしく目を細めながら「まぁ、やっぱね……ファンを愛してるからね」とキザな言葉を発する始末。剛がすかさず「うわ～！　120％の嘘が今、出ました。あの顔は嘘ですよ！　あれは！」と指摘した後も、キメ顔を見せる光一だった。

　さらに、貫地谷は「どんな方がタイプですか？」と、キンキに質問。光一は「西野カナの『トリセツ』（2015年発売のシングル）の真逆の人」といい、「“主張しない”ってことですか？　“自分はこういう人だよ”って」（貫地谷）と掘り下げられると、「クソめんどくさい女……」（光一）と、“舌好調”。光一の暴言にも貫地谷は「いや、いや、いや、いや……だいたい女子、あーですよ」とクールに対応し、剛は「だから、たぶんね……。あれが“めんどくさい”と思ってるから、この歳までこう（未婚）なんでしょうね」と話した上で、自身も「トリセツ」に登場するような女性は「めんどくさい」と、ぶっちゃけた。

　なおも、光一は「“あの歌詞は素晴らしい歌詞”だと思います。女の人を表した。男からしたら『クソめんどくさいな』（と感じる）」と力説していたが、女性陣は「私たちはそうじゃない男子を見つけましょう」（貫地谷）、「そうですね。探しましょう！」（堤アナ）と、すっかり意気投合。その後、貫地谷は俳優・大東駿介とＷ主演を務める映画『望郷』（9月16日から全国拡大上映中）について、「私は家に縛られた娘・夢都子という役を演じてるんですけれども。思春期の時とかに、“あー、なんか勝手に自分で自分を縛っていたことってあるな”って思い当たることとかもあると思うんですけど、そういうのを思い出すような。そして、一歩前に進めるような映画になっております。ぜひご覧ください」と、PRした。

　光一から「今日はいかがでした？」とロケの感想を求められた貫地谷は「いや～、もう好き（な食べ物）しかなくて。チーズにお肉に、もう最高でした」と、満足げな表情。しかし、光一は「堤さんも、“あのキンキの2人、あの2人ふざけんな！”って……」と堤アナをイジり始め、本人が「思ってないです」と言い張るも、剛までが「台本っていう物を何で無視するの！？」「私、あのタイミングでチーズ、別にいらなかったんですけど」と、勝手に堤アナの心情を想像。

　堤アナが「思ってないです」と改めて否定したタイミングで、光一は「今後ともどうぞよろしく」と頭を下げ、「こちらこそお願いします」（堤アナ）と、今後も番組に関わることを示唆した。最後に剛が「さぁ、ということでございまして、今週の『ブンブブーン』ここまでです。皆さんもぜひね、チーズを今後も。好きな方ね、我々とともにチーズを愛しましょう！　それでは皆さん、またお会いしましょう。さよなら！」と視聴者に別れを告げ、貫地谷は「ありがとうございました～！　ごちそうさまでした！」と、番組サイドにお礼を述べていた。

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