【KinKi Kidsのブンブブーン】乃木坂46の希望で時短レシピを学ぶ！　堂本剛、“インスタ映え”する料理は「しょうもない」

2017年9月26日

　一行は、全国の若い女性に大人気の料理教室「ABCクッキングスタジオ」にお邪魔し、酒井理紗先生から“女子力高め”の料理を教わることに。その前に“普段どれくらい料理をしているのか”を確かめるべく、事前にオムレツを作ってもらったVTRで腕前をチェック。まずは、本人いわく料理を作る「気持ちだけ」は先行している松村のVTRだが、スタッフから「オムレツを作ってください」と言われると、「オムレツ？　ほーう！」（松村）と、軽いノリで返答。「自信は？」（スタッフ）の問いにも「あります！」（松村）と笑顔を見せつつ、「オムレツ？　へ～……。オムレツ？」（松村）と疑問符を浮かべる姿に、光一は思わず「分かってへんやろ！」と、指摘。

　松村本人は、VTR内の自身を指差して「ほらっ、だってもう卵持ちましたもん」と、あくまでも“分かっている”と強調したが、光一は「そりゃあ、卵なのは分かるよ」と、呆れ声。次に、本来は「少々」入れるだけの塩・コショウを大胆に投下した松村に、光一は「うわっ！　うわ、うわ、うわ！　絶対アカン！」と、ダメ出しした。生クリームを入れた時には「そうやと思う」（光一）との見解を示し、酒井先生も「生クリームか牛乳を入れてあげると、ふんわり仕上がるんですよね」と、解説。しかし、松村はフライパンを温めないまま卵液を流し入れてしまったため、「（卵が）無反応」（松村）と、困惑していた。

　光一が「（オムレツを作る）横でさ、ここのスタッフの人がコソコソ言うてるやろ」と周囲の反応を想像すると、「言うてます。でも結構、『正解だよ』みたいな雰囲気出してくれてたんですよ」「『出来てる！』みたいな感じだったんですよ、全体的に」と、振り返った松村。これには光一も「えっ、嘘！？」と驚いていたが、VTRで松村が卵を分けてフライパンに入れると、「それは違う。それは卵焼き（の作り方）！」（光一）と、断言した。

　松村が固まった卵をまとめてひっくり返し、「スゴい！　スゴい！　返せてる！」と喜んでいると、光一も「でもまぁ、“終わり良ければ良し”やからな」と、オムレツの形になっているという点で評価。出来上がったオムレツの映像に、ほかのメンバーは「デカッ！」（西野）、「デッカい！」（桜井）と、苦笑い。松村は自作のオムレツを切って「とろーん！」と、半熟具合に嬉々とした声を上げたが、光一から「あれはオムレツですか？」と確認された酒井先生は「あれは卵焼きでしたね」と、コメントした。

　2番手の西野は「肉料理だけ作る」そうだが、「オムレツ作ったことありますか？」（スタッフ）と質問され、「ない、ない、ない、ない。ないし、食べたこともほとんどない！」「なんとなくのイメージしかない」（西野）と、いきなり衝撃発言が飛び出した。その西野も冷たいフライパンに卵液を流し入れ、「全然、『ジュー』っていわない」「全然固まる様子ない」と動揺していたが、光一も心当たりがあるのか、「なった、なった。こうなった」と申告し、先ほど同じ失敗をした松村も「誰もが通る道」と、寄り添った。

　オムレツ作りでは、素早く卵を端に寄せて形を整えるのがポイントだが、西野は「このまま巻いていけば……」と、慎重に作業。この時、西野はヘラを2本使っており、「二刀流」（桜井）と言われると、「そう。見苦しい」（西野）と、反省した。とはいえ、オムレツはキレイに焼きあがり、「色はいい感じに」（西野）と報告すると、剛も「いいね、いいね」と、肯定。試食のためにオムレツを切り分けた西野は「なんかもう、普通の卵焼きですね」と自虐しながら口に入れ、「味っていうものが一切ないです」と、ガッカリ。

　お次の桜井は「スープには自信がある」といい、料理を始める前から「絶対大丈夫です！　申し訳ないけど“普通に出来る”と思います。“何も事件とか起きずにサーッて、たぶん終わる”と思います」などと強気に言い放ち、光一が「御託はいいから早うやれ」と、苛立つ場面も。また、何やら調理場でキョロキョロしていた桜井に、「迷ってるやん」（光一）とツッコミも飛んだが、本人は「オムレツですよね？　お肉は？」（桜井）と、お肉を探していたよう。当初は「うわ、うわ！　もうアカンやつやん！」とドン引きした光一も、「入れますよね……？」（桜井）と聞かれた時、「ひき肉？　ある、ある、ある、ある」（光一）と理解し、松村も「うちもそうやった、オムレツ」と、共感の声が相次いだ。

　VTR中の桜井は「鍋！？」と迷った末に卵焼き用のフライパンをチョイスし、キンキの2人は「それは卵焼き！　始まる前の自信はなんやったんやろ？」（光一）、「壮絶なドラマが今、始まってるよね」（剛）と、唖然。さらに、味噌を手に取った桜井に、光一は「やめとき、そういうの」と、顔をしかめた。剛が「隠し味やん」とポジティブに捉える一方、光一は「そういう発想になるのがよう分からん！」と納得できないようで、松村からも「でもなんか、“（料理）出来ひん人ほどこういうの入れる”って言う」と、辛辣な意見が出る始末。かたや、桜井は「スゴい美味しいですよ。味噌にチーズに卵」と自信満々だったが、ひっくり返した卵の表面には焦げ目がついていた。

　完成した料理は、やはり「卵焼き出来た！」（光一）と嘲笑されてしまったが、剛は「旨いような気はするけどな」と、期待。しかし、桜井が卵を切って「ほらっ！」とはしゃぐ姿には、光一が「本人喜んでるけど、見てたスタッフ“う～ん”って思ったろう」と、推測。その上で、「よーく分かりましたよ。3人とも“料理はしねぇんだ”って」（光一）と断定し、乃木坂メンバーも反論出来ずに肩を落とした。

　3人のチェックを終え、今度は“一人暮らしのエキスパート”ともいえる光一のオムレツ作りを見ることに。光一は「鍋はこれですよ」と、すぐにオムレツに適したフライパンを選び、先ほど桜井が使ったタイプを指差して「これは絶対卵焼きやもん！」と、確信していた。「バター入れちゃう」（光一）と決めたまでは良かったものの、卵液に直接入れてしまうミスを犯し、自身のVTRを改めて視聴した光一は「俺、何を思ったのか（卵液にバターを）入れちゃった」と、後悔。

　松村たちと同じく、先にフライパンを熱しておく手順を踏まず、冷たいフライパンで卵を混ぜながら「スクランブルエッグになっちゃうんじゃないかな？」（光一）と心配しつつも、半熟状態のまま形を整えるといった“正解”の作り方を披露。こうしてオムレツらしい形になると、「“いい感じや”と思うねんけどな」（光一）と自信を取り戻し、お皿に移して「もう完成でいいっす。終わり！」（光一）と、手を止めた。

　光一が「ほら、上手でしょ？」と自画自賛すると、剛は「いいね、いいね」と褒め、オムレツの切り口も「スゴ～い！」（桜井）、「いい、いい」（剛）と、高評価。ところが、光一は「本来やったらもっと半熟やった。インサート（物撮り）のせいやわ！」と、実物の半熟感が出ていない点に文句をつけた。この流れで自ら試食した結果、西野の時と同様に「まぁ、味はないよね！」（光一）とのことだったが、「ケチャップかけたら旨いよ。スゲェ俺（オムレツ作り）上手い。絶対、“俺誰よりも上手い”と思う！」（光一）と、言い切った。

　最後は、普段から料理をしているという剛のお手並みを拝見。スタートからキメキメの表情で「オムレツ。まぁ、週7で作ってるヤツです」（剛）と話すサマを見た光一が「こうやって見ると“どっかの料理人”っぽいもんね」と言えば、西野も「めっちゃ（料理）出来そう！」と、同意。そんな剛は、卵を片手で軽快に割っていき、そのタイミングで目線をカメラに送っていたため、「カメラ見ながら……」（西野）と、笑いが起きた。剛いわく、「こういうのも、みんなちょっと忘れてた」と、あくまで視聴者へのサービスのつもりだったとか。VTRでは「卵少なかったかな？　面積に対して」（剛）と思い立ち、最初の卵液をフライパンに入れた後に卵を割って足しており、「ここで？」（西野）、「あれっ？　卵追加ですか？」（光一）とザワつく一同。

　剛は「こっからです。こっからですよね。こうやって今オムレットが出来上がろうとしてるところに……」と説明しかけたが、光一は「これ卵焼きやろ！？」と、ピシャリ。なおも剛は「オムレットが出来上がろうとしてるところに、これ今、“ハイブリッドオムレット”を作ろうとしてるとこですね」と言い張り、お皿に盛る際には「“だし巻き卵風オムレツ”出来ました」と、述べた。VTRを見ていた光一は「これは俺が1番上手い！」と自負し、剛の“ハイブリッドオムレット”もとい、“だし巻き卵風オムレツ”について「卵焼きやん！」と、ストレートに表現した。

　VTR終了後、剛が「1人暮らしで（オムレツは）やっぱハードル高いのよ」と切り出すと、光一も「“（オムレツ作り）やろう”と思わんもんな」と、同調。「“（家で）オムレツ作ってる俺”……嫌やもん！」「1人でこうやってな、真ん中こうやってパー（っと）割ってな、チキンライスで食べてな、『旨いな』ってちょっと嫌やん」などと語る剛に、光一も「嫌やんな、そういう男！　俺、そういう男、絶対友だちになれん！」と拒否反応を示した。

　全員の技量をチェックしたところで、いよいよ乃木坂の3人が挑む女子力高めのメニューが「きのこのビーフストロガノフオムライス」だと発表されると、「旨そう！」とつぶやいた剛とは対照的に、光一は「（西野、桜井、松村には）無理じゃないですか？」と、懸念。「いやいや早いですよ、諦めるのが」（西野）との声も出る中、ここでオンエアー上は今回のポイントとなる「美味しいオムレツの作り方」をおさらいした。こちらの一品はまず、卵に牛乳（生クリーム）、塩・コショウを加えて混ぜ、よく熱したフライパンに卵液を全て入れた後、火加減に気をつけて強火から中火で卵を大きく混ぜるという。半熟状態になったら素早く端に寄せ、フライパンを揺らしながら包み込むイメージで形を整えていき、逆手に持ったフライパンを返してお皿へ。表面を焦がさないこともポイントになるそうだ。

　光一が「それ（ビーフストロガノフ）難しいんちゃいます？」と尋ねると、酒井先生は「本来ならばコトコト煮込んでいくんですけど、今回はなんと鍋も使わずに、レンジだけで出来ちゃいます」と伝えたが、いきなり「電子レンジは料理じゃないよ！」（光一）と、持論を展開。さらに、松村が「出来上がりのこれ（美味しそうな状態）さえアップ出来たらいいんで」と本音をぶっちゃけたため、キンキは「それはもう、どっか店で総菜とか買ってきて、皿に盛り付けて『作りました』で」（光一）、「それでいいやん」（剛）とボヤいたが、「それはなんかちゃうんですよね」（松村）とのこと。気を取り直し、「これが電子レンジで作れるって、ちょっと驚きやなぁ」（剛）と感心すると、松村も「めっちゃいい」と、笑顔を見せた。

　乃木坂メンバーはさっそく、ビーフストロガノフの下ごしらえに着手。酒井先生の指導のもと、しめじの石づきを取って小分けにし、玉ねぎを繊維に逆らった薄切りにしていると、暇を持て余したキンキの2人は「俺ここつけたいねんな、筋肉」（剛）、「ここね、スゲェいい運動あるよ。腹斜筋ね！」（光一）といった会話からその場で筋トレを開始。慣れない調理に奮闘するゲストをよそに、自由なMCは「みんな頑張って！」（剛）、「お腹減らしとくから！」（光一）と、声をかけた。乃木坂の面々は、500Wの電子レンジで1分半程度、バターで加熱させた玉ねぎに、しめじ、マッシュルーム、デミグラスソース、ウスターソース、赤ワイン、トマトケチャップ、コンソメ、砂糖を加え、薄力粉をまぶした牛肩ロースもソースの中へ。

　筋トレを続行するキンキを気にも留めず、酒井先生は3人に具材をしっかりスプーンで混ぜるよう指示。「で、こちらをまたチンをしていくんですけど、塩・コショウで味調えて、もう完成です」（酒井先生）と告げると、西野は「これ家で出来る」と、お手軽さに感激していた。下ごしらえしたビーフストロガノフを500Wの電子レンジで7分程度加熱させている間、酒井先生は「空いた時間を利用して付け合せも作っていきます」「今回は『サーモンのセルクルサラダ』を作っていきます」と、もう一品提案。「セルクル？」（松村）、「知らない！」（西野）、「初めて聞いた」（桜井）と、聞きなれない単語に戸惑う乃木坂に、光一は「知らない？」と問いかけながらも「まぁ、俺も知らないけどね！」と、吐露。

　ここで、松村が「何かと何かの略なんですよね？　『セル』が何かで『クル』が何か」と推理を始めると、桜井は「『クル』……クルトン！」と、予想。「『セル』は？」（西野）、「『セル』が分からん」（松村）と悩んでいたが、「セルフ！　（セルクルは）“セルフクルトン”（の略）！」（桜井）と答えを捻り出した時には、光一が“セルフクルトン”を「お前、自分でクルトン取って食えよ！」と訳して大笑いした。

　酒井先生から正解を教わる前に、西野、桜井、松村は自分なりのセルクルサラダ作りに挑戦。3人が「瓶あるんだよ、瓶」（西野）、「ホンマや！」（松村）と相談する合間に、光一がこっそり「セルクルってどういう意味ですか？」と尋ねたところ、酒井先生は「セルクルっていう（丸い）型があるんですよね、ケーキの。それみたいなサラダです」と、説明した。光一は「じゃあ、どっかに型を取るヤツがあるってことですね」と調理台を観察し、「あ～、なるほどね。（セルクル型に）誰も手をつけてないですね」と、指摘。光一の言葉によって「え～！？　何だろう？」（松村）、「何？」（桜井）、「型？」（西野）と、さらなる混乱が広がった。

　光一が「さっきさ、見た写真あるやん？　このビーフストロガノフ。ここに写っててん！」と、実はイメージ写真にセルクルサラダが写っていたと教えると、西野は「絶対、瓶じゃない」と、瓶を見た記憶はないと気付いた。また、松村は「思い出した！　これや絶対！」と、意気揚々と洋菓子用の「エンゼル型」を手に取り、光一から「それババロア（作るの）ちゃうの？」とツッコまれるも、「でも、あの写真の記憶が正しければ、こんな感じやった気がするんですよね。何か詰まってた……」（松村）と引き下がらず、エンゼル型に野菜を詰め出した。

　セルクルサラダに翻弄される3人に、「これ、あれですからね。チンしてる間（7分間）に本来はやる……」（剛）、「そうだよ。もうとっくにここにビーフストロガノフあるから」（光一）、「もう今か今かと待ってる」（剛）と、急かすキンキ。そんな中、エンゼル型に野菜を詰めていた松村は「これをひっくり返す！」と型から出そうとしたものの、音を立ててお皿に打ち付けても出せず、剛は「取り立て屋みたいや！」と、強引な手段に驚いた。桜井は型の外側にサーモンを巻きつけるという独特な手法をお披露目し、それを剛が背後から静かに見守っていると、光一は「剛くん、よく無表情で見れたね」「（自分は）見た瞬間吹いてしまったけど」と、ビックリ。剛が「みんな一生懸命やってるからね」と擁護すれば、光一も「まぁね」と、3人の努力は認めている様子。

　最初に松村が「よし！　松村、出来ました。完成～」と申告し、剛は「あっ、旨そうやん！」「どの辺が『セルクル』な感じですか？」と、質問。当の松村は「う～ん……さっき見た写真がこういう円形で、“層”になってたんですよ」と答えたが、光一から「スゴい記憶力！」と言われ、「“そう”！」（松村）と返事をした際には、「えっ？　今のは……」（光一）、「恥ずかしい」（剛）と、イジられてしまった。ただ、「見た目的には全然美味しそう」（光一）、「“見たことあるな”っていう感じの料理」（剛）と好評で、松村は「お～！　嬉しい」と、喜んだ。

　続いて、西野も野菜を入れてひっくり返した型をバシバシと叩き、キンキは「みんな叩くんだね！　料理って叩くものだっけ？」（光一）、「パーカッシブな料理ですね」（剛）と、リアクション。桜井が先に「完成しました～」と報告すると、ようやく西野のお皿にもサラダがのり、「見えたよ。全貌は見えた」（剛）と注目が集まったが、イマイチまとまっておらず「恥ずかしい」と、ヘコむ西野。「こっからや、こっから（仕上げ）！」（光一）とエールが送られるも、「もう時間ないんで大丈夫です」（西野）と、すっかり戦意喪失してしまっており、光一は「いや、諦めんといて！　こっからもうちょっと、ほらっ」と、励ました。

　しかし、剛は「（この状態なら）2秒やで、たぶん。『ヘイ、お待ち！』って（作れる）」と、バッサリ。西野は笑いながら自身のサラダを修正し、「なんとかして、この“シェフの『ヘイ！　お待ち』サラダ”を超えて」（剛）と言われ続けた結果、ついに光一から「もうね、“どうやっても正解は導き出せない”と思う」とのジャッジが下された。ここで、3人が初めて聞いた「セルクルサラダ」の正解として、酒井先生作の「サーモンのセルクルサラダ」が登場。セルクルが、ケーキやクッキーなど主に洋菓子を作る時に使用する円形の型であることを教わり、光一も「クルトンとか全然関係ないんだって」と、補足した。

　酒井先生が作ったセルクルサラダは、ピーラーを使ってきゅうりを薄く切り、お皿にセルクル状に配置。内側にツナや残ったきゅうりの薄切り、グリーンリーフを入れ、この上にサーモンをバランス良く盛り付けたものだった。その見た目に、光一が「形としては、かなり桜井さん（が近い）」と気付くと、酒井先生も「桜井さん、形正解です」と“合格”を出し、桜井は「やった～！　正解！？」と、表情をほころばせた。「西野さんのは“シェフの『ヘイ！　お待ち』サラダ”」（光一）と、またしてもネタにされてしまった西野のサラダだったが、最終的には「スゴくいいですよね」（剛）、「三人三様で素敵なサラダが出来ました」（光一）と、温かい視線を送るキンキ。

　セルクルサラダも仕上がり、メインのビーフストロガノフ作りを再開。剛が「皆さんが一番気にしてます“SNS映えする料理”になるかどうかというところですから、“（オムレツを）割ったらトロッてなるやつを目指していただきたい”と思います」と話すと、光一も「これやで、これ」とイメージ写真を掲げ、「さぁ、それではクッキングスタート！」（剛）のかけ声で、女子力が試されるオムレツ作りが本格的に始まった。

　真剣に料理を作る3人を見た剛は「これホンマにさ、娘ができてさ、このくらいの年になってさ、『（オムライス）作ったるわ』とか言われたら、泣いてまうやろな」と、妄想。光一も「いや～……。それはたまらんなぁ」と異論はないようだったが、剛が「俺、（オムライスの）写真撮って、その写真のTシャツにするかも」と理想を明かした時にはスタッフの笑い声が漏れる場面も。キンキに見守られ、乃木坂メンバーはフライパンと格闘。酒井先生の「（卵液を）全部、一気に流し入れます。すぐに上下、上下、左（手）でしながら、大きく大きく混ぜます」といったコツを聞き、集中して取り組んだ。

　3人がフライパンを上下に動かしつつ、お箸で少しずつ上に卵を寄せる段階で、キンキは「大事なとこ来たね！」（光一）、「緊張の瞬間」（剛）と、注目。酒井先生の「じゃあ、トントンしていきますよ。右手でトントン」の合図でフライパンを叩いていくと、卵が上の方へ移動し、西野のフライパンを見た光一は「こっち（端）が捲れ上がってきたね」と、実況した。最後にフライパンを逆手に持ち替え、オムレツをご飯の上にのせると、光一は「上達するもんだね！　やっぱりこうやって1回習うとさ～」と、彼女たちの成長を感じた模様。

　オムレツを開く際には「ちょっと火通り過ぎたんだな」（光一）、「ちょっと通り過ぎました」（松村）、「めっちゃ美味しそう」（桜井）、「キレイ、キレイ」（剛）と会話し、「（オムレツが）開きません……」（西野）と落胆の声にも、「開かんか？　まぁまぁ、でもね……気持ちは伝わってきたよ！　料理は愛情！」（光一）とポジティブな言葉が送られた。こうして出来上がった3人の料理がテーブルに並ぶと、「教わった後ですから、いい感じにもう仕上がっちゃってますね」（剛）、「それぞれこうやって置くと、それぞれちゃんといい料理に見えるもん」（光一）と伝えた上で、「でも味ですよ！　見た目はアレだけど。食べてみましょ」（光一）と、前置きした。

　光一はまず、松村の作ったビーフストロガノフを「いただきまーす」と口に運び、「ほら、味めっちゃ旨いやん！」「美味しい！」と絶賛。また、初めは「電子レンジは料理じゃない」とクレームを入れていた光一だが、「これ“電子レンジでやった”とは思えへんねんけど」と感銘を受け、剛からも「旨い！」の一言を貰えた松村は「嬉しい。自分が作った料理、人に食べさせるの初めて」と、笑みを浮かべた。続いて、西野作のビーフストロガノフを食べた光一は「旨っ！」と目を丸くしつつ、「みんな（レシピが同じのため）味変わらへんけど、旨っ！」と、コメント。

　これに対し、剛が「卵（オムレツ）が唯一変わるよね」と“焼き加減”の違いに言及すると、光一も「そうだね、桜井さんのが卵が一番半熟な感じかな」と分析して「旨っ！」と、感動。さらに、剛は「俺、これ毎日食える」とベタ褒めだったが、桜井が「おっ！？」と反応した瞬間に「それは言い過ぎか！」と付け加え、笑いを誘った。ここでエンディングとなり、光一が「今日は番組的にはどうでしたか？」と感想を求めると、松村は「こうやって名のある料理を作ったのが初めてだったので、スゴいなんか、自信がつきました」と、ニッコリ。

　そして、キンキが「ちょっとこれを機に、料理にまた興味持っていただいたりしながら……」（剛）、「女子力高めていただいて。次来ていただいた時にはね、SNSに料理上げるとか」（光一）、「チェックしときますから」（剛）と、当初の“インスタ映え”という目的に触れたところ、唐突に松村が「インスタやってないんですよ、私たち……」と、打ち明けた。今さらの告白に「はぁ！？」（光一）、「ちょっと、どういうこと？」（剛）と現場がピリつくと、松村が再度「インスタもTwitterもやってなくて……」と、ポロリ。思わず、「おい、そんなオチが待ってるとは思わなかったぞ」と、恨み節を漏らす光一だった。

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