久本雅美、『ケンミンSHOW』でフリーアナ・伊藤綾子に「ムカつきます」と毒づく
伊藤は「秋田市出身です。以前、この番組でも紹介されましたが、いぶりがっこは大好きですし、納豆にはお砂糖をかけていただくこともあります」と、コメント。ハキハキと話す伊藤に対し、「きれいな声だな～」（久本）、「聞きやすい」（ゲストのタレント・勝俣州和）、「さすがフリーアナウンサー！」（久本）と絶賛の声が飛び交うも、久本は「かわいい顔にきれいな声、ムカつきます」と、いきなり悪態をついた。一方の伊藤は久本の容赦ない言葉に苦笑いを浮かべつつ、「今日はよろしくお願いします」と、丁寧に一礼。
この日の番組内では「秋田と山形のケンミンが話す『き』の発音は、他ケンミンには言えない！？」という特集VTRをオンエアー。過去に、歌手でタレントの大友康平（宮城県出身）が、「“あきた”の『き』は、『き』と『く』の間」「非常に難しい」と、秋田県民の特殊な発音について言及していたことから、今回は難解な発音を操る“みちのくケンミン”を徹底検証した。
まず、番組スタッフが方言の権威である東北大学・小林隆教授のもとを訪れると、同氏は「東北の人のですね、『き』の発音というのは、共通語の『き』と『く』の中間のような発音で。それにさらに、『し』とか『す』が加わったような。『き（すい）』という風な非常に独特な発音をするんですね。『き（すい）』という発音が進むと、それが段々と『ち』に近づいていって。中には、『ち』と同じ発音をする。そういう人もいるんですね」などと、解説した。
そんな「き」の発音を確認するべく、スタッフは秋田県民に「キッチン」「金庫」といった単語を実際に発してもらい、続いて山形でも方言に関する調査を実施。VTR終了後、「秋田（出身）だもんな？」（久本）と聞かれた伊藤は「そうですね。出身が秋田で大学時代は山形で過ごしていたので。卒業する頃には“秋田弁ベースの山形弁トッピング”みたいな感じになって、ちゃんぽんしてたんですけど」と話し、山形の方言にも馴染みがあったようだ。
久本が「そういう発音の違い、気がついてた？」と質問すると、「きちんと標準語で『き』を発音する時は、きちんと唇を、口角を上げて『き』と発音するんですけど、東北の人はあまり口を開けないので。（鼻にかかった）『き』ってなるんですよね。なので、『き』ってあんまり開けないと、たぶん“イ段とウ段が少し似てくるのかな？”って気がしますね」（伊藤）との見解を示した。
一方、番組後半には「大好評の美人シリーズは京都へ！ スタイルよし気立てよしの京美人ずらり！」として、京美人の謎をリサーチ。VTRの感想を求められた伊藤が「秋田も“秋田美人”ってよく言われますけど」と切り出したところ、久本は伊藤を指して「そうです、秋田美人です。ホントに」と、称賛。本人は「はい」と相槌を打った上で、「秋田美人を生むには女性はもちろん、お父さん、男性もカッコよくないと“きれいな女性は生まれない”と思っていて。意外に秋田には“秋田美人ならぬ、秋田美男が多いんじゃないかな”って、ずっと思っていたんですよ」と、持論を展開。
ここで、久本が「ということはもう、伊藤さんのお父さん・お母さんもおきれいでしょう？」と尋ねると、「父はやはりあの、色が白かったです。若い頃から」（伊藤）と、回答。サラリと明かす伊藤に嫉妬心がわいたのか、久本はまたしても「かわいくて、声が素敵……ムカつく！」と、暴言を吐いて笑いを誘った。
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