【KinKi Kidsのブンブブーン】「あばれ鹿」「あばれ牛」こと剛＆光一とSexy Zone・中島、寛一郎がカーレース対決

2017年7月31日

　光一に「ここ、来たことあるらしいじゃん？」と聞かれた中島は「あります。数年前にSexy Zoneで」と、正直に返答。光一は、そんな後輩に「やったことがあるところをあえて選ぶところが、もうズルいよ！」と小言を挟みつつ、次に「お父さん、どういうとこ遊びに連れてってくれたの？」と、寛一郎の親子関係に着目。これには「えーっとですね……。あんま（遊びに連れて行ってもらった経験は）ないかもしれないですね」（寛一郎）といい、「こういうとこに来て『キャッキャ』したこと、あんまりない？」（光一）と掘り下げた時、やはり「ないですね」と答える寛一郎に「じゃあ『キャッキャ』しよう！」（光一）と、誘った。

　今回のカートレース対決は、キンキチーム対ゲストの『ここさけ』チームに分かれて行うが、中島から「もし僕らが勝ったら、キンキさんに、僕が考えた“甘い言葉”を言ってほしい」との要望もあり、「うわっ……。それ、1番アカンやつ」（光一）、「え～……」（剛）と嫌がる2人。とはいえ、中島は交換条件として「僕らが負けたら、僕らは全力でモノマネします」と、男らしく明言した。こうして両チームの罰ゲームが決定し、手始めにお互いの実力を見る目的で、タイムアタックに挑戦。まずは、このコースに来たことがある中島からレーシングカートに乗り込み、「じゃあ準備いいっすか？」（剛）、「大丈夫です！」（中島）、「いってらっしゃい」（光一）、「いってきます！」（中島）と、先輩たちに送り出された。

　中島のタイムアタックを見学していた光一は、最初のカーブテクニックを見た時点で「あ、これは勝ったな」と、早くも勝利を宣言。別のカーブでも「お、上手、上手」（光一）と評価した矢先に中島がクラッシュし、光一は「あ～！」と、声を上げた。剛が「攻め過ぎると、あぁなる？」と確認すると、光一は「攻め過ぎると、あぁなっちゃうね」と頷き、中島のゴールを見届けてから「『今のがタイム、ナンボや？』っちゅうことになるんですね」（光一）と、解説。カートを降りた中島は「（クラッシュして）ボカンいうてたけど」（光一）とイジられたが、「でもやっぱり、超気持ちいいです！」「めちゃめちゃ気持ちいいっす。爽快ですよ」と、満面の笑みを浮かべた。すでに大興奮の後輩に、光一が「好きなんだね」と声をかけると、中島も「好きですね」と、肯定。中島のタイムは「29.217秒」で、剛が「でも遅いワケじゃないよね」と言えば、光一も「20秒台にね。20秒台に入りました」と、後輩の健闘を称えた。

　続いて、中島から「ファイト！」の一声とともにヘルメットを受け取った寛一郎のチャレンジ。光一はカート自体が初体験の寛一郎に向け、「1周目でよーく様子見てね」と、アドバイスを送った。寛一郎も「はい、分かりました」と返事をし、いざコースへ。寛一郎の走りを見た光一が「慎重だな」とコメントすると、中島は「いい走りですか？」と、質問。「初めてにしてはね」（光一）との見解を聞いた中島が「さては、アイツも“1回来た説”ありますね」と疑い、剛からも「（1回）やっとんな」と同意見が飛び出すと、「やってますね、これ」（中島）と、勝手に決めつけていた。

　最後も慎重にゴールした寛一郎は「どうやった？」（光一）と感想を求められ、「どのくらいスピード出していいのか、ちょっと分かんなくて……」（寛一郎）、「そこ慎重に？」（光一）、「慎重にいっちゃいましたね」（寛一郎）と、やはり光一の分析通りに運転したそう。光一は「初体験だもんね」と理解を示し、剛も「（初めてにしては）スゴいわ」と褒めたが、本人は「めっちゃ緊張しました」（寛一郎）と、吐露。そのタイムは「29.368秒」で、すかさず中島が「1回目でこんなに速いってことは、カン、1回来てるだろ！？」と“1回来た説”をぶつけたが、寛一郎は「来てないです」と、笑って否定。それでも「1回来てるだろ！？」と、追及し続ける中島だった。

　3番手の剛は、カートに乗り込む前に「みんなあんま知らんかもしれんけど、（地元の）奈良では『あばれ鹿』って呼ばれてた」と、奈良で有名な鹿にちなんだ“異名”を発表。スタッフは大ウケしていたが、中島＆寛一郎は苦笑いし、光一に至っては「全然速そうじゃない」と、ピシャリ。ところが、“奈良のあばれ鹿”こと剛の走りには、光一も「OK、今のヤツや」などと好評価で、カーブでは無線機を使って「ちょんブレーキ！」（光一）と指南し、剛がうまく曲がると「そう、上手！」（光一）と、絶賛。その後も、光一の「そこ全開、全開！」「アクセル離して、ブレーキいらん！」といった指示に忠実に従って順調に走る剛を見て、中島は「これ、アシスタント最強じゃないですか」と、羨ましがった。

　剛のゴール時、光一は「イェーイ！」と歓声を上げて「上手！　良かったね！」と、相方の走りに太鼓判を押し、中島も「スゴいですね」と、感心。本人も「良かったでしょ？」と手応えを感じたようで、光一は再度「良かったよ！」と、ベタ褒めした。また、「俺の指導聞こえてた？」（光一）との問いに、剛は「聞こえた。全部聞こえてた」と返し、相方のサポートがしっかりと届いていた模様。光一は「あ、ホント？」と嬉しそうだったが、カートを降りた剛が「もうこのコース、あれやな。地元の“若草山ドライブイン”と一緒や」と報告したところ、「若干、何言うてるか分からへん」（光一）と、困惑。こういった流れで「さすが『あばれ鹿』と呼ばれた……」（光一）と、剛の“設定”に乗っかると、本人は「もう奈良の景色やったわ」（剛）と、ノリノリに。

　光一の指導で素晴らしい走りを見せた剛のタイムは「26.564秒」と、『ここさけ』チームの29秒台を大きく引き離す成績。動揺する中島＆寛一郎に、光一が「これはね、この短いコースで3秒はデカいよ」と言い渡すと、中島も「デカいですね……」と、危機感を抱いた。そして、いよいよ最後は実力者・光一がタイムアタックに挑む番。光一は、剛にならって「（地元・兵庫県）神戸の『あばれ牛』やな」と発言しながら、剛に対して「頼むから、（無線機で）喋らんといてもらっていい？　それ使わんといてもらっていい？」と、お願い。剛は「これはチームワークのヤツやから。喋らんとあかんから」と食い下がったが、光一は「絶対、気ぃ散るわ！」と、嫌がった。

　光一の出走後、やはり剛は「GO！」とハッパをかけ、中島に「『GO！』は分かってますよ」と言われた時ですら、「はい、そこGO！」（剛）と繰り返し、「ブレーキいらない。ブレーキいらない、いらない！　はい、ちょんちょん！」など指示を継続。最後の直線では「GO、GO、GO、GO、GO！」と声援を送り、華麗にゴールした光一に、中島は「速い！　ヤバい！」と叫び、剛も「見た目で分かるわ、速い！」と、光一のタイムに期待を寄せた。結果は「24.346秒」と圧倒的な1位で、光一は「まったく練習ナシでこれは上出来じゃないですか？」と、自画自賛。剛も「上出来、上出来」と相方の才能を認めていたが、対する『ここさけ』チームは明らかにテンションダウン。すっかり弱気になった中島が「なんか、思ったんですけど、やっぱ4人で仲良くやりませんか？」と切り出したため、寛一郎も「ちょっと僕もそう思いますね」と、同調。これには光一が爆笑し、剛は「何でやねん！」と、鋭いツッコミを飛ばした。

　タイムアタックでキンキがワンツーフィニッシュを飾り、3位は中島、4位が寛一郎と、このままではキンキチームの勝ちが濃厚。次の決勝は「10周勝負」で先にゴールしたチームの勝利となるが、途中で必ず1度ピットに戻り、ドライバーを交代しなければならないルールだ。勝負に向けての作戦タイムでは、キンキが話し合いをしている間に、『ここさけ』チームはガッツリ練習を開始。異変を感じたキンキが「あれ？　ちょっと待って」（剛）、「おい、おい、おい！」（光一）と戸惑う一方で、走行中の中島＆寛一郎には声が届かず。中島らの練習を呆然と眺めながら、「ちょっと待ちぃさ。俺ら『（練習）やらへん』って言ってんで？」（剛）、「めっちゃガチの顔してるし」（光一）と、ブーイング。ここで光一が「あ～、でも寛一郎くん楽しそうやん」と気付き、「それを見ると嬉しいわぁ～」と、思わずニッコリ。

　そんな作戦＆練習タイムを経て、ついに決勝の時がやってきた。剛が「っていうか君たち、ホントにズルいことをしてくれたな」と突っかかると、中島は「何ですか？」と、素知らぬ顔。なおも剛は「こっち叫んでるのに、“ノー絡み”でずっと走ってたやん」と訴え、「えっ？　走ってたっけ？」とトボける中島に、今度は光一が「その走った分は自腹でお願いします」と、チクリ。中島はさすがに「勘弁してください」と、懇願していた。各々練習に励んだ『ここさけ』チームだが、「（作戦も）立てました。そこはカンと綿密に打ち合わせしました」（中島）と、気合十分。罰ゲームをかけた決勝レースの最初のドライバーは、キンキチームが剛、『ここさけ』チームは寛一郎が務めるとのこと。

　スタート位置でスタンバイする2人に、光一が「それではスタートしますよ！　（信号が）青になったらね！」と声をかけ、赤信号が点いて青になった瞬間、「はい！　GO！」（光一）と、合図。相方の声をしっかり聞いていた剛は、見事なスタートダッシュを決めて寛一郎の前を制した。すぐに中島が無線で「こういう時には落ち着けば絶対勝てるよ」と寛一郎をフォローする傍らで、光一は剛の滑り出しに「ナイススタート！」と、上機嫌。剛がリードを守ったまま3周目に突入し、寛一郎も必死に食らいつき、光一は「いい勝負だよ！」と、大興奮。途中、カーブで剛の車体が揺れた時には、光一が「あっ！　アホ！」と動揺を見せ、中島は「チャンスだよ！」と寛一郎に伝えたが、「あ～、寛一郎くんも今、失敗したわ」（光一）と言われると、「カン、何やってんだよ！」（中島）と活を入れるなど、指示を送る側も白熱していた。

　ここで、3週目を走り終えた剛がピットに戻り、7週を残して光一と交代。寛一郎は、その隙に差を広げるべくガンガン飛ばし、キンキチームがようやく交代を終えたところで、4週目を走り抜いた寛一郎がピットに到着。残りの6週を担当する中島が交代を急ぐ間、光一は遅れを取り戻すために飛ばしまくった。中島が走り出すと、剛は無線で光一に「今スタートしました。敵陣スタートしました」と、報告。コースに出た中島の後方には、すでに光一が迫っており、これには寛一郎も「速いな！」とビックリ。大接戦の展開に、剛も「面白いね」と、声を弾ませた。

　ドライバー交代をスムーズに行ったことで、逆転した『ここさけ』チーム。6週を残した対決の行方は、光一と中島のガチンコ勝負へ。しばらくは中島が前方をキープしていたものの、ヘアピンカーブでスピンしてしまった結果、光一がその隙を逃さず追い抜き、先頭に躍り出た。剛が「やった～！」と大喜びする横で、寛一郎も諦めずに「頑張れ！　頑張れ！」と、応援。タイムアタックでも圧倒的な速さを見せつけた光一は中島をグングン引き離していき、ついにラスト1周を迎えた。寛一郎が「まだある、まだある」と逆転を願ってエールを送る一方、剛は「全速力で行っちゃいましょう！　さぁラスト！」と奮起させたが、光一はなぜか1周残したまま剛と寛一郎が待つピットに戻り、「あれっ？」（剛）、「あ～！」（スタッフ）と、不穏なムードに。

　カートを止めた光一に、剛は慌てて「光一さん、ゴール……」「いや違う、違う！　ゴール……」と伝えようとしたが、すでにゴールしたと思い込んでいる光一はキョトンとしたままで、その間に中島が正しくゴール。ようやく光一も状況を理解し始め、「あれ？　もう1周？」と尋ねると、剛は「『もう1周』っていうか、今あれ（中島が通ったコース）が最後でゴールだったんですけど、今（光一は）ゴールが……ピットにゴールしちゃってるんで」と、説明。こうして、“勘違い”でピットに戻ってしまった光一は、まさかの失格。レース終了後、剛から「じゃあ、優勝はいいですよ、あなたたちで」と、投げやりに告げられた『ここさけ』チームは「イェーイ！」と、ハイタッチ＆ハグで勝利を分かち合った。

　負けてしまったキンキだが、レースを振り返る段階では「ちょっとこれ燃えるよね」（剛）、「やっぱ楽しいよね」（光一）、「今日、久々に燃えましたよ。おかげで。これセッティングしてくれたおかげで」（剛）などと大満足の感想を述べ、カートレースを希望した中島も「めちゃめちゃ嬉しいです」と、勝利だけではなく、先輩からの言葉にも喜んだ。光一が「寛一郎くんも初体験だったじゃん」と話を振ると、最初は慎重な走りから始めた寛一郎も「楽しかったです」と、コメント。キンキは「なんか、オープニングの時と顔がちょっと違うもんね」（光一）、「ちょっと“男の顔”っていうか」（剛）、「（男の顔に）なったよね！」（光一）と、盛り上がった。

　さらに、光一から「オープニング（では）“バラエティーってどうしたらええんやろ～？”ってなってたけど、今はちょっと凛として」と好反応を受けた寛一郎は「ありがとうございます」と、照れ笑い。しかし、罰ゲームが待ち構えていることを思い出した光一は、レース中に指示を出していた剛に「『ピット、ピット』って言わなかった？」と言い出し、これには剛も「言ってないです。『ピット、ピット』は言ってないですね」と、呆れ顔。光一は、自分の勘違いを再認識して「何でピット入ったんだよ～！？」と悔やんだが、剛は「（光一が）ピット入ってきた時、俺（の目には）スローモーションやったもんな」と、笑っていた。

　罰ゲームが決定したキンキの2人は、中島考案の「ラブリーショートドラマ」に全力で挑戦。1本目は、光一演じる女の子“光子”に対して剛が甘い言葉をささやくシチェーションのドラマで、中島が「これ部屋です。部屋で、ソファで2人で座ってて、光子が剛さんに、後ろからこうやって『ねぇ、剛。私たちの関係って一瞬なの？』っつったら、『そんなワケねぇだろ。君だけForeverだよ」って、カメラ目線で言ってください。その時に、光子もカメラ見てください」と、演技指導を展開。光一は嫌そうに「おい～」と漏らしていたが、真剣にセリフを覚えていた剛は「OK」と、準備万端だった。

　監督・中島の「ラブリーショートドラマまで、3、2、1、ハイ！」の合図で、光子は剛の背中に寄り添い、「ねぇ、剛。私たちの関係って一瞬なの？」と、問いかけた。すると、剛は「何言ってんだよ。君だけForeverだよ」と答え、光子と一緒に視線をカメラへ。ところが、すぐに我に返った剛は「これ（お笑いコンビ）千鳥じゃない？（千鳥のネタの）『う～ん、大ちゃん！』でしょ」と、発言した。それでも、中島は「最高です。めちゃめちゃ最高です」と褒め称えたが、「何点くらい？」（剛）と採点を求められると、「70点です」（中島）と、即答。後輩の手厳しい評価に「低いなぁ！」（光一）、「低っ！」（剛）と、ショックを受ける2人だった。

　お次は主役を光一、ヒロインの“つよ子”を剛が演じる別のシチュエーション。中島が「『ねぇ、光一。必ず安全運転でね』って言うんですよ」とセリフを伝えると、今回も剛は真面目に復唱。中島が「（つよ子がそのセリフを言ったら）光一さんは『分かってるよ。でも、俺はお前に安全運転なんてできねぇけどな』って言ってください」と指示したところ、光一は大笑いした上で、「お前、よく思いつくなぁ！」と、感心していた。そして、再び中島の声がけから、お芝居がスタート。つよ子が心配そうなトーンで「ねぇ、光一。安全運転でね」と告げると、光一はクールに「分かってるよ。でも、俺はお前に安全運転はできないけどな」と、返答した。

　最後は、つよ子が勝手に「う～ん、Let’s Go！」とオチをつけて笑いを誘い、「これでいいでしょ？」（剛）と確認された中島は「大丈夫です」と許可しつつ、またもや「70点です」と、微妙な点数をつけた。キンキは「また70点！？」（剛）、「中途半端やぁ」（光一）とガッカリしていたが、気を取り直して「じゃあもうこの後は？」（剛）、「オムライス？」（光一）、「ちょっと疲れたからオムライス食べようよ」（光一）と、寛一郎の希望を叶えるために、同じく千葉市中央区にある洋食店「Silver Spoon」へ。多くの野球選手も訪れるという同店は、オムライスが人気メニューなんだとか。

　料理を待つ間、キンキからオムライスが好きな理由を聞かれると、中島が「シンプルに美味しくないですか？」と答え、「どういうタイプが好き？」（光一）との問いには「ふわとろタイプで、ケチャップがキレイにデザインされてる感じがいいですね」（中島）と、笑顔。「どんなこと……どんな感じで書いてるの？」（光一）と詳細を求められた中島が「『これ以上溶けないでね』っていう感じで」と返し、光一はまたしても「スゴいなぁ！　よく思いつくよね！」と、称賛した。この流れで、「寛一郎くんは何て書いてほしい？」（光一）と質問が及ぶと、寛一郎は困り顔で「特にないです……」と、ボソリ。光一は笑みを交えて「いや、いいんだよ。特にないなら『特にない』で」と、フォローした。

　一方、今度は剛が「寛一郎くんが、なんか知らんけど『フゥ～！』ってなる時ある？」と聞けば、光一も「『ウェ～イ！』って。『どうしたん！？』（と思われるほどテンションが上がる）みたいな……。俺らもそうある方ではないけど」と、寛一郎の“素顔”に興味を示した。これを受け、寛一郎は「あんまりないですけど。現場でいうと、僕、隙あらば健人くんのお尻を触ってたんです」と、告白。寛一郎の意外な一面に、キンキが「あら～。あらヤダ～！」（光一）、「どんな感じ？」（剛）と食いついたことで、その場で“寛一郎がさりげなく中島のお尻を触るシーン”を再現する一幕も。

　さらに、光一が「現場とかでも、なるべく人とコミュニケーション取ろうってタイプ？」と問いかけた際には、「そうですね。男女問わず。現場を、やっぱりみんなに楽しく思ってもらいたいんで」と中島らしい回答が。光一は「偉い、偉い」と褒めながら、「我々（キンキの場合は）こうやからな」と、剛とともに現場で“話しかけないでオーラ”を出している姿を実演し、「ダメですよ！」（中島）と、言われてしまった。そんな中島に、光一が「たとえば、女優さんがズコーッてなった時（転んだ時）、何て声かける？」と対応を知りたがると、中島は「『大丈夫？　シンデレラ？』って言います」と返して一同を沸かせた。

　ここで、お待ちかねのオムライスが完成。寛一郎と剛は「半熟卵のオムライス　特製デミグラスソース」（980円／以下すべて税別）で、中島は「半熟卵のオムライス　明太子生クリームソース」（980円）を注文しており、その見た目から「絶対旨いやん」（光一）、「絶対美味しいヤツだ」（中島）と、確信。スプーンを入れた剛も「うわ、トロトロやん」と、ウットリし、「う～ん、旨い！」（剛）と、感激した。中島も「ホントに美味しいです、これ。ふわとろが生み出す感動がオムライスのいいとこですよね」と、リポート。光一から「明太子の感じ効いてる？」と話しかけられ、「だいぶ効いてます。絶対好きですよ、皆さん」（中島）と、力説した。

　中島から「いかがですか？」と振られた剛は、カメラ目線で「美味しいよ、シンデレラ」と、“中島風”にコメント。すると、次にもう一口食べた中島も「美味しい？」（光一）と聞かれ、「美味しいよ、白雪姫」（中島）と“お姫様シリーズ”で続いた。イヤな流れを察知した寛一郎は目が泳いでいたが、剛から「お姫様系の何か……」と助言をもらってオムライスを頬張ると、「美味しいよ、健ちん」（寛一郎）と、中島の名前を発した。「（お姫様じゃなくて）健人になった」（光一）と、予想外の結末ではあったものの、現場には笑いが広がった。

　ここで、光一が注文した「特大！　とろけるオムライス」（1,680円）も到着。光一は「いただきまーす」とオムライスを口に運び、カメラ目線で「この卵のように包まれたい」とキメたが、剛は「下手くそやなぁ」「さっきの（レースで見せた、勢いのある）走りどこ行った」と、バッサリ。「それぞれのもらっていい？」（光一）と、ほかのオムライスも分けてもらい、剛＆寛一郎のデミグラスソースを食べた時には「旨い！」（光一）、「スタンダード旨いね、やっぱね」（剛）と、その美味しさを共有。中島の明太子生クリームソースに「あっ！　これ旨いわ」と感動した光一は「食べた？　食べえ、食べえ、これ」と寛一郎にも勧めたが、寛一郎は「実はですね、僕、明太子アレルギー……」と、申告。光一はズッコケる仕草をし、剛は「それは食べちゃいけない」と、納得していた。

　エンディングでは、中島が「映画『心が叫びたがってるんだ。』が、現在公開中です。言いたいことを言えない4人の物語なんですけど、その4人が自分の本当の気持ちっていうのを、ミュージカル、友情、恋愛を通して伝えていくっていう最高の“失恋”を描いた映画なんですけども。ぜひ、そこも注目して（見てください）」と、PR。光一が「え？　ここ（中島と寛一郎の役）がデキてんの？」と茶化すと、中島は吹き出したが、寛一郎は「それは見てからのお楽しみ……」と否定せず、すっかりバラエティの空気にも慣れた様子。

　最後に今回のロケを振り返り、「バラエティー嫌いにならなかった？」（光一）と確認された寛一郎は「全然嫌いにならないです」と答え、これにはキンキも一安心。また、中島が「何よりもキンキさんと本気で勝負できたのが楽しかったです」と述べた際には、勘違いで失格になってしまった光一は「“負けた”とは思ってないよ」と主張し、剛も「ね！　タイム的なこととか（では負けていなかった）」と、やはり負けを認めていないようだった。

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